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次の日。
今、私の目の前には物凄く笑顔で楽しそうにしておられる阿部様がいらっしゃる。
昨日の阿部くんは夢か何かだったんじゃないのか？！ってくらい、昨日の面影はまるで無い。
理由は、多分、いや、絶対...
さ｢え？！そうなの？！うわぁ、知らなかった〜。｣
阿｢ふふっ、さやかは意外と抜けてるとこあるもんね。ま、そこが可愛いんだけど。｣
さ｢もー、亮平それ毎回言うけど、バカにされてるようにしか聞こえないからね！｣
阿｢何でよ(笑)素直に聞き入れてよ。｣
はい、さやかさんです。
阿部くんて、絶対さやかの事好きだと思うの。
だって、さやかと話してる時と、私の勉強見てくれてる時の表情とテンションの差がエグすぎる(笑)
いや、別にこっちは勉強教えて貰ってる身だから、多少態度が悪くても我慢するし、阿部くんが誰を好きでも私には関係ない。
だから、別にいいんだけどね？
でも、あからさま過ぎん？(笑)
改めて態度の差を目の当たりにしてしまうと、何とも言えない気持ちになってしまう。
でも、テストまでの我慢だ！
それに、勉強会なんだから、ただひたすらに勉強に集中してれば、2週間なんてあっという間だ！
きっと、このテストが終われば阿部くんと関わる事も無いだろうし、あの悪魔みたいな顔面を見なくて済むようになるなら、頑張れる(笑)
『おはよー』
さ｢あ！Aおはよー！勉強は順調？｣
『うん。お陰様で何とか。...阿部くんもおはよう。』
阿｢おはよ｣
いやいやいや！アンタ今は笑顔で挨拶しなさいよ！
さやかにバレるよ？！
さやかとの楽しいお喋りを邪魔したからか、阿部くんはさっきまでのニコニコ笑顔が一瞬で無くなり、能面みたいな顔で私に挨拶してきた。
さ｢そっか！やっぱ亮平にお願いして良かった！｣
『本当に助かってます。ありがとう。』
阿｢大袈裟(笑)今日も勉強頑張ろうね、Aさん。｣
『あ、うん。よろしくお願いします。』
さ｢ふふっ、すっかり仲良しだね♪親友と幼なじみが仲良くしてくれるのって嬉しい♪｣
さやかさん。
違うんです。
目の前の阿部くんの目、ちゃんと見て。
顔は笑ってるけど、目は笑ってないから！
"お前、余計な事言うなよ"っていう圧かけられてるから！
残念だけど、さやかの希望には添えないかも...
そんな事を思いながら、早く帰りたいと切に願った...
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
