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阿｢...｣
『それで、どうして、こんな気持ちになるのか、何で、阿部くんの顔、見れないのか、考えたの。』
阿｢うん｣
『そしたら...あの、そしたらね？』
阿｢...うん｣
『そしたら、気付いちゃって...』
阿｢...何、に？｣
『あの、えっと、あ、阿部くんの事、す、好き、なんだって...』
阿｢え｣
『だから、避けちゃった...』
阿｢待って待って！それで何で避けるの？｣
『だ、だって、阿部くんはあの子の事好きだと思ったし、何より、私の事は、最近やっと友達認定してくれたと、思ったから、だから、私の事なんか...』
阿｢待って！！｣
『え？』
阿｢はぁ...｣
『あ、ご、ごめんなさい...』
阿｢あー、違う違う。呆れてるわけじゃないから。｣
『え？』
阿｢まずさ、それ、勘違いね。｣
『勘違い？ど、どれ？』
阿｢その、仲良く話してた子？ショートの背の小さい子でしょ？その子、他校の友達の彼女。｣
『...へ？』
阿｢佐久間っていうんだけど、小学校から仲良くて。そいつの彼女。その子は中学から一緒の子で、佐久間の彼女。｣
『...』
阿｢その、楽しそうとか、嬉しそうだったって言うのは、多分、Aの話してたから。｣
『...えっ？！』
阿｢だから、別にその子の事が好きなわけじゃないから。｣
『え、え、ちょっと待って！え、どういう事？』
阿｢それから、Aの事、友達だと思ってない。｣
『え』
阿｢友達じゃなくて、好き。Aの事。｣
『え？！』
阿｢ふはっ、"え"しか言ってないじゃん(笑)｣
『だっ、て...え？どういう事？！』
阿｢だから、俺はAが好きなの。それなのに、避けられてすっごい悲しかったんだけど？｣
『あ、ごめんなさい...』
阿｢まったく...早とちりが過ぎるよ？｣
『っ、』
阿｢それで？Aも、俺の事好きって事でいいの？｣
『あ...』
阿｢いいんだよね？｣
『う、うん。』
阿｢...ちゃんと聞きたい。ちゃんと教えて？｣
『あ、私、あの、あ、阿部くんの事が、好き、です...』
阿｢ふふっ、嬉しい！｣
『ぅわっ！』
意を決してあの日の事、自分の気持ちを阿部くんに伝えた。
阿部くんから返ってきた言葉は、まさかの内容で...
両想いだと分かって、改めて私が阿部くんに告白した瞬間、阿部くんに思いっきり抱きしめられた。
阿｢ねぇ、付き合ってくれる？｣
『っ、よろしく、お願いします。』
.
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
