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あれから、謎に距離の近い阿部くんに勉強を教えて貰って、無事にテストを終えた。
そして今日、テストが返ってくる。
さ｢A〜。テストどんな感じ〜？｣
『今回の方が良い感じかも。理数が前回より点数高かったし。マジで阿部くんに教えて貰えて良かったぁ。』
さ｢そっかそっか。...ところでさ、Aは亮平の事好きなの？｣
『えっ？！な、何？！急に...』
さ｢動揺しすぎじゃない？(笑)｣
『だって...急に変な事言い出すから...』
さ｢ごめんごめん。で？どうなの？｣
『...別に？そういう感じじゃないじゃん？私達。』
さ｢そう？何かさ、前より仲良くなってる気がしたんだよね。亮平も、A相手だとより優しい感じがするし。急に呼び捨てになってるし。｣
『え、』
さ｢いつだっけな...この前亮平とAが話してるとこ見たけど、私が今まで見た事ないような優しい顔してAの事見てたよ？亮平。｣
『...気のせいじゃない？さやかに対しての方が優しいよ、阿部くんは。』
さ｢いや、あれは違うね。幼なじみの私が言うんだもん、間違いない。このまま2人がくっつけばいいのにー。｣
『そんな事...仮に私が好きでも、あっちは好きじゃないかもしれないじゃん。変に期待とかしないでよ？』
さ｢分かってるけどー。てかやっぱ好きなの？｣
『もう、しつこいよ！(笑)』
さやかから、いきなりぶっ込んだ質問をされて動揺した。
好きかどうかなんて、分かんない。
この前、ちょっとモヤッとしたけど...それも理由が分かんない。
そもそも、あの阿部くんが私を好きになる事なんて無くない？
勉強会の時に距離が近かったのだって、阿部くん的にそっちの方が教えやすいとか、問題見やすいとか、きっとそういう理由だと思うし。
名前で呼んだのは、友達として認めてくれたからだと思ってる。
さやかが変な事言うから、今から阿部くんの所へテストの結果報告に行こうとしてたのに、躊躇ってしまった。
さ｢ほら！亮平にテストの報告してきな！きっと喜んでくれるよ♪｣
『誰のせいで...はぁ、とりあえず行ってくる。』
さ｢はーい、いってらー。｣
阿部くんのクラスまで行き、入口から覗いて阿部くんがいるか確認する。
あ、いた！
『あべく｢亮平！｣っ、』
阿部くんを呼ぼうとしたら、同じクラスの女子が同じタイミングで名前を呼んだ。
と同時に、私の声はかき消された。
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
