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２回目の勉強会。
今回から、さやかは来ない予定だったんだけど、部活の顧問の先生が少し遅れるとかで、部活が始まるのが遅くなるから、最初の方だけ顔出す！と、一緒に図書室に来た。
私達の後に来た阿部くんは、さやかがいる事に少しだけ驚いていたようだけど、すぐに笑顔になった。
ん？もしかして...
昨日は気付かなかったけど、よく見たら阿部くんて...
さやかを見る阿部くんをじっと見ていたら、ふいに阿部くんと目が合って、｢勉強始めようか｣と笑顔で言われた。
でも、目は笑ってなかった...気がした。
さ｢あ！私そろそろ部活行くね！｣
『え、もう？！思ったより早いな。部活頑張ってね！』
さ｢うん、ありがとう！Aも勉強頑張って！亮平、Aの事よろしくね！じゃ！｣
阿｢行ってらっしゃい｣
私と阿部くんは、部活に向かったさやかを見送った。
阿｢...はぁ｣
ん？
阿｢ねぇ｣
『あ、何？』
阿｢俺、早く帰りたいんだよね。｣
『え？』
阿｢だから、さっさと今日のノルマ終わらせてくれない？｣
『え』
阿｢何ボケっとしてんの？俺の時間無駄にする気？｣
『え、あ、ごめん。』
阿｢はぁ...さっさと勉強して。まったく、さやかの頼みじゃなかったら絶対断ったのに。あー、めんどくさ。｣
『...』
ちょっと待って。
阿部くん昨日と態度違い過ぎない？！
え、阿部くんて聖母か何かだと思う程の優しさに溢れてる人じゃなかった？！
...え？
誰？(笑)
あまりにも昨日とキャラが違い過ぎて面白くなって来た(笑)
阿｢...何ニヤニヤしてんの？キモいんだけど。｣
『あ、ごめん。...てか、阿部くん昨日とキャラ違くない？』
阿｢は？｣
『昨日はあんなに優しかったのに、今日は何か...』
阿｢あぁ...こっちが本当の俺。｣
『...さやかも知ってるの？阿部くんの本性。』
阿｢さやかの前では優しくて良い人やってるから。てか、余計な事言うなよ！言ったら、残りの学校生活笑って過ごせなくしてやる。｣
『...こわっ！』
拝啓、明日の私。
テストまでの勉強会、やり切る自信が無くなりました。
でもこれで赤点なんか取った日にゃ、マジで阿部くんに殺されそうなので、真面目に頑張りましょうね...
それにしても態度変わりすぎじゃない？
阿｢...真面目にやらないならもう帰る。｣
『ご、ごめんなさい！ちゃんとやります！』
...前途多難....
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
