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それからまた図書室での勉強会がスタートした。
やっぱり阿部くんは教えるのが上手くて、自分で勉強してた時は全く理解出来なかった所も、すんなり理解出来た。
『...やっぱ阿部くんって凄いね。』
阿｢...何が？｣
『だって、分かんなかったとこ全部理解出来たんだよ？教え方が上手すぎて若干引いている。』
阿｢何でよ！(笑)ほら、いいからちゃんと勉強して。｣
『ふふっ、はーい。』
それに、やっぱり前回の勉強会よりも柔らかくなってる。
さやかがいない時にこんな笑顔見た事無かったもん。
どういう心境の変化なのかな。不思議。
『終わったー！』
阿｢おつかれ。じゃあ今日はここまでにしよっか。｣
『うん。ありがとう阿部くん。』
阿｢いいよ。俺も復習になるし。｣
『...あのさ、聞いてもいい？』
阿｢何？｣
『阿部くんさ、何か少し変わったよね？』
阿｢え？｣
『前まであんなに当たり強かったのにさ。急に優しくなったし、私の前でも笑うようになった。』
阿｢え、そう？｣
『そうだよ。何か心境の変化あったのかなって不思議に思ってたんだよね。』
阿｢別に何かあったわけじゃないけど...｣
『ふーん？そっか。でも、私は嬉しいな！阿部くんが優しくなったのも、笑ってくれるようになったのも。』
阿｢へ？｣
『だってマジで勉強会の時とか怖かったもん！鬼教官かと思ったよ(笑)』
阿｢鬼教官って...｣
『だけど、スパルタで教えるとか言いつつ何だかんだ優しく教えてくれてるし、前の勉強会よりも楽しく勉強出来てるんだ、今！だから嬉しい♪』
阿｢へぇ...｣
『あ！そうだ！ひかるの学校も私らと同じタイミングでテストなんだって！だから、今度一緒に勉強しようって話になってるんだけど、阿部くんも一緒にやらない？っていうか、むしろ来て教えて欲しい！』
阿｢え、照？｣
『そう！あとね、ふっかもって言ってたかな？"今回赤点取ったら、次の試合出れねぇ！"って焦ってた(笑)』
阿｢ふーん...まぁ、良いけど。｣
『本当？！やった！ありがと阿部くん！阿部くんがいれば怖いもの無しだよ！』
阿｢ふはっ、何それ(笑)あ、そろそろ帰らないとじゃない？ほら、帰ろ？Aさん。｣
『っ！』
え、何？！何？！
首ｺﾃｯって！
"帰ろ？"ｺﾃｯって！！
あざと過ぎない？！
阿部くん、そんな技持ってたの？！
うわっ、可愛い...
その辺の女子より可愛かったぞ、今...
阿部くんの急な可愛さに、暫くフリーズしてしまった...
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
