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ダブルデート当日。
さやかの希望で、今日は遊園地に行く事になった。
現地集合で待ち合わせ時間の10分前に着いた私。
まだ誰も来てないな...と、入口付近のベンチに座りスマホをいじる。
阿｢...はよ｣
数分後、急に暗くなったと思ったら、上から少し不機嫌な声が聞こてきた。
『おはよ。...機嫌悪い？』
阿｢別に。てか、2人はまだ来てないの？｣
『あ、うん。まだだね。一緒に来るのかな？』
阿｢はぁ...もう俺らいらなくね？2人で勝手に遊べよ...｣
『まぁまぁ...だったら、少し遊んだら帰る？多分、私達いなくても仲良く遊ぶでしょ。それに、その方が2人も嬉しいんじゃないかな。あ、ごめんっ、こんな事言われたくないよね...』
阿｢...いいよ別に。もう無理だって分かってるし。｣
『阿部くん...』
諦めてる様子の阿部くんの発言に、心が少し苦しくなった時、
さ｢おはよー！遅くなってごめん！｣
向｢おはよーございます！今日はよろしくお願いします！｣
やっぱり2人は一緒に来た。
『おはよ！私らが早く来すぎただけだから大丈夫だよ。』
さ｢え、2人一緒に来たの？｣
『違う違う！別に来たよ！』
さ｢へぇ〜(笑)あ、こちら後輩の向井康二くん！｣
向｢どうも！向井康二です！仲良くして下さい！｣
『あ、AAです。こちらこそ、仲良くして下さい。今日はよろしくね。』
阿｢阿部亮平です。さやかの幼なじみです。よろしく。｣
向｢お2人は恋人同士ですか？とってもお似合いですね！｣
『えっ？！いやいやいや！違うよ！そんな事言ったら阿部くんに申し訳ないよ！』
向｢え、ホンマですかぁ？なんや、お似合いやと思ったのに。｣
『ははは...あ、ほら！入ろ！今日はいっぱい遊ぼ！』
関西弁の向井くんは、小顔でスラッとしててお洒落さん。
挨拶もしっかりしてるし、明るくて、懐っこくて、可愛らしい感じ。
これはきっと良い子だな、と、まだ然程話してないけどそう思った。
しかし私と阿部くんが恋人同士に間違われる日が来るなんて...
純粋って怖い...
思わず全力否定して入園を促したけど、阿部くん大丈夫だよね？
さやかがいるから、ちゃんと笑ってるよね？
怖くて阿部くんの方見れないよ〜！
何も知らないさやかと向井くんの発言を気にしつつ、阿部くんも気にしつつ遊ぶなんて、私には荷が重すぎる！ともう既に帰りたくなった。
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
