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後日、なんと阿部くんからもOK貰えたと喜ぶさやか。
良いんか。阿部くん。
好きな人の恋してる姿を1日中見てないといけないんだぞ。
あの後、補足でさやかから聞いたけど、実はさやかと康二くんはなかなかいい感じで、多分両想いらしい。
でもお互い勇気が無くて一歩踏み出せずにいる、と。
だから今度のダブルデートで、あわよくば告白したい！もしくはされたい！と熱く語っておりました。
こんなの、もう絶対しんどいじゃん。
私なら絶対行かないな。
もしかして、ワンチャン阿部くんもさやかに告白するつもり？！とか？
......無いか。
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、前から阿部くんが歩いてきた。
『あ、』
阿｢...何｣
久々に喋ったけど、相変わらずですね。
安定のツンツン具合でむしろ安心しちゃう。
って、そんな事よりも...
『ちょっと、いい？』
阿｢何｣
阿部くんの腕を掴んで空き教室に入る。
『さやかのダブルデートの件だけど...』
阿｢あぁ...｣
『OKして良かったの？』
阿｢何で？｣
『何でって...だって阿部くん、さやかの事好きでしょ？ツラくない？好きな人が他の人に恋してるところ見るとか。』
阿｢...まぁ、良い気はしないよね。｣
『じゃあ何でOKしたの？断れば良かったのに。』
阿｢さやかの好きになった奴がどんな奴なのか知りたかったのもあるし、それに...一緒に行くのが知らない人じゃなかったから。｣
『え？』
阿｢知らない人だと気遣うし、疲れる。でもあんたなら、素のままでも平気だから。｣
『あぁ...そっか...そう、だよね。』
阿｢てか、別に俺が行っても行かなくても、あんたには関係無くない？｣
『まぁそうなんだけど...これでも一応、阿部くんの恋も応援してたから...ちょっと、心配になっちゃって。』
阿｢...要らない心配だね。｣
『そ、れは...そうかもしれないけど...』
阿｢...でもまぁ、どうにも耐えられなくなったら、頼るわ。あんたの事。｣
『っ！うん！任せて！テストでお世話になったし、お礼になんかならないけど、何でもするから！』
阿｢ふはっ、変なヤツ(笑)｣
『っ、へへっ(笑)』
思ったより普通、なのかな？
阿部くんは何か割り切ったような感じに思えた。
きっとさやかと康二くんはもう放っておいても大丈夫。
なら私は、阿部くんのフォローをしよう。
勉強のお礼、とまではいかなくても、今回は阿部くんの為に何かしたいと思った。
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
