昔話 _まるでペンな俺 ページ31
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(JK side)
騒ぐonceの声が、裏まで聞こえてくる。
所々に置いてある小さなモニターに、バックダンサーの彼女は映らなくて。
JK「(モヤモヤ)」
TH「(じいっ)」
JK「ヒョン？」
TH「いひひっ」
JK「....？」
やがてまた違う黄色い歓声が響き渡った、Seventeen。
TWICE「お疲れ様です」
周りのスタッフや演者に声をかけながら、TWICEがステージ裏に戻ってきた。
JK「あ」
Aさん。
もう本番もすぐで、本当なら待機をしていることが望ましい時間。でも俺は少しでいいから彼女に声をかけたくてかけ出す。
JK「(こ、これじゃまるでペン)」
armyってこんな気持ちなのかな、なんて。
JK「Aさんっ！」
「？！ジョングクさん」
JK「お、お疲れ様でした」
「へっ、ありがとうございます！」
JK「....」
「....」
ど、どうしよう。
ただ話しかけたかっただけで、続きがない。
JK「えっと」
JM「ジョングクー？」
JK「！っ、今行きます！」
まるでさっきのスタッフさんと彼女のようなやり取りに、ステージが終わったからなのか、Aさんはさっきとは違うリラックスした表情で、カラッと笑った。
「モニター越しにですが、応援してます」
JK「！」
JM「ちょっとジョングク！あ、Aさん」
「(ぺこり)」
ジミニヒョンが俺を迎えに来て、入れ替わるようにAさんは頭を下げて後ろにわらわらいるダンサーの輪に入っていった。
JK「ぁ、」
JM「ほら行くよ！」
JK「、はい」
その後ろ姿が、すごく可愛かった。
ヒョンに腕を引かれながら、俺は後ろを向いてAさんを視界に入れる。
「すみません」
「？はい」
最後に俺が見たのは、男の人に話しかけられたAさんの姿。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
JK「はぁ、ッ(きょろきょろ)」
大きな歓声で、俺達のステージは幕を閉じた。
さっきの男の人誰だったんだろうってモヤモヤして、Aさんが見てると思ったら変な緊張感に襲われて、
でもステージに出て喜んでくれるarmyの顔を見て、俺は一気に集中モード。へへ、いつもありがとね。
だけどステージが終わるともうAさんの姿はなくて、ガッカリ。
そこから数ヶ月、俺は一人で悶々とした日々を過ごすことになった。(何故かいつもVヒョンが楽しそうに俺に寄り添ってくれていた。)
そしてひょんなことから、俺はまたAさんに会えることになる。
JK「こ、これって！」
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笹貝(プロフ) - とうございました(続きです↓) (2020年3月19日 2時) (
レス) id: c39a537164 (このIDを非表示/違反報告)
笹貝(プロフ) - れさん» れ様、コメントありがとうございます。コメント見て作者もつい笑いました()楽しんで頂けて嬉しいです！ジョングク妄想乙に感想を頂いたのは初めてです(笑)お褒めの言葉も嬉しいです、重ねてありがとうございます！今後とも楽しんで頂けたらと思います、コメントありが (2020年3月19日 2時) (レス) id: c39a537164 (このIDを非表示/違反報告)
笹貝(プロフ) - ももかさん» ももか様、コメントありがとうございます！ムム様なのですね！楽しんで頂けてとても嬉しいです、更新はゆっくりですが、今後とも楽しんで頂けたらと思います。コメントありがとうございました！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: c39a537164 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - あと個人的にジョングク妄想乙っていうタグがツボで永遠に笑ってます好きです() (2020年3月18日 5時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 好きです、、もうほんとに笹貝さん文才の塊すぎて…、、！！！私もMAMAMOO最近好きで、、なのでこの小説は個人的にすごい嬉しいし好きです、、もうほんとに好き好きで結婚、、？結婚ですかね？？(は？)これからも頑張ってください、！！応援してます(*' ▽'*) (2020年3月18日 5時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹貝
| 作成日時：2019年12月29日 12時
