お邪魔します ページ43
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(TH side)
俺たちしかいないのに、
ぺこりと小さく頭を下げて玄関を跨いだヌナ。
JK「ヌナ、ここ座っててください」
「ありがとうございます」
静かにゆっくり、見渡せる範囲だけを見ているヌナは、仲良く並んでいる真ん中のソファの左端に座った。
ジンヒョンが大声をあげたあの事件のあと()
あまりにも収集がつかず、楽屋がカオス状態に陥ってしまい、ヌナが"行きます、行きますから！"と、その場をおさめてくれた。
そして念願叶って今、ヌナは俺たちの宿舎にやってきた。
「すごい、広いですね」
TH「ヌナも住めるよ、いひひ」
「....(真顔)」
TH「ごめんなさい」
JK「ヌナㅋㅋㅋ」
「なんだか、落ち着かないです。」
とそわそわしているヌナに
JH「何か飲みますか？」
「いえ、お構いなく」
YG「遠慮しなくて大丈夫ですよ」
「ありがとうございます」
JN「ヤー、Aさんお茶どうぞ」
「気を使わせてしまってすみません」
NJ「(一問一答)」
緊張しているのだろうか、いつもより硬いような、でも何かに感銘を受けたみたいな、俺たちを見たり、目の前にある家具やものじゃなくて、ただ空間を見ているようなヌナ。
TH「ヌナ、どうしたの？」
俺はヌナの右隣を陣取って、思いっきり片足をソファに乗せてヌナに身体を向けている。
ちなみにすぐ隣のソファを少し押してぴったりくっつけて座っているのが、もちろんジョングガだ。
「いえ、ただ...」
皆さんがきっと、
たくさんの努力をして、特別なものをわかちあってきた場所なんだろうなと思ったら、そんなところにわたしなんかが足を踏み入れてしまっていいのかなと、落ち着きません。
と、肩を縮こまらせて床から天井まで視線をすべらせたヌナのその言葉に、俺たちは胸がいっぱいになった。
JM「いいんですよ」
「ジミンさん」
JM「そんなAヌナだから、僕たちはここに来て欲しかったんです」
「......、恐縮です」
またぺこりと頭を下げたヌナを見つめるジミンも、その奥にいるヒョンたちも、ヌナを挟んで俺の正面にいるジョングガも、もちろん、俺も。
TH「ヌナーーー！(ぎゅう)」
「！」
JK「ちょっとヒョン！」
JN「ヤー！宿舎だからってお前は！」
TH「ヌナ、大好き！」
JK「俺もヌナのこと大好きです！」
「あ、ありがとうございますというか、は、離してください！」
JH「ヌナ真っ赤ですよㅋㅋㅋ」
幸せだなぁ。
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笹貝(プロフ) - キリエさん» コメントありがとうございます、とても嬉しいです！宿舎にステイするのは短いのですが、引き続き楽しんで頂けたらとても嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年1月18日 1時) (
レス) id: 79fcfd664c (このIDを非表示/違反報告)
キリエ(プロフ) - 宿舎がでたー！！！更新いつも楽しみにしています(^^) (2020年1月18日 0時) (レス) id: 0d453b5c60 (このIDを非表示/違反報告)
笹貝(プロフ) - ヨウさん» 気づくのが遅くなってしまって本当に申し訳ございません！ヨウ様、嬉しいお言葉をありがとうございます。ついにお姉さんと再会させることが出来ました。この先も引き続き楽しんでいただけたらとても嬉しいです。よろしくお願いします。遅れて本当にすみませんでした！ (2020年1月3日 9時) (レス) id: d9c5ea27b6 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウ(プロフ) - 離れたからこそわかるメンバーがお姉さんを思う気持ちと会えない切なさで、胸が締め付けられるような思いです。グクがお姉さんと会ったことでこれから起こる展開にも期待しています！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: cbfca537cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹貝
| 作成日時：2019年12月20日 19時
