ぶつけた純愛 ページ37
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(JK side)
「それは、」
えっと、って、後ろに言葉が続かないヌナ。
混乱してるんだろうな。
たまに逸れちゃうけど、それでもしっかり俺たちを見てくれるヌナの顔はじんわり赤くなっている。
TH「ヌナ、」
「は、はい」
ヒョンは、母親が我が子に向けるような、無償の愛を注ぐ聖母のような優しい顔をしてヌナを見つめる。
TH「焦らないでいいから」
「っ、」
TH「俺たちの気持ちも、さっき俺が言ったことも、全部本当に本当の、俺たちの気持ち。」
JK「...」
TH「でも、押し付ける気はないから」
「テヒョンさん...」
俺はヌナの片手を握った。
ヒョンを見ていたヌナが、少しビクッとして俺を見た。
JK「ヌナにもらった幸せを、俺たちもヌナにあげたいんです」
「そんなの、大袈裟です」
TH「大袈裟なんかじゃないよ」
「わたしは、そんな大それたことは」
JK「ヌナ、好きです」
「っ」
そう
ヌナにそんな気がなくても、メンタルケアの先生として接してくれていただけだとでも、俺たちを助けてくれたことには変わりない。真摯に受け止めて、その優しさで世界を変えてくれたヌナが、俺たちは大好きになった、それは一人の女性として。
だから
TH「俺たちはずっとヌナと一緒にいたい」
「、」
JK「おじいちゃんになっても。それこそ、死ぬまでずっとです」
TH「でも、」
さっきも言ったけど、
ヌナに幸せをあげたい。俺たちがヌナの幸せになれたらそれが一番嬉しいし最高。でもまだそこまで高望んだことは言えない、けど
TH「もっとヌナに笑って欲しい」
JK「ヌナを幸せにできるように、俺たちで頑張りたいんです」
「....」
ヌナの顔は放心状態というか、魂が抜けているような感じで
JK「ぶっ、ヌナ可愛いです」
「なっ！笑わないでください」
TH「ヌナ怒ってるの？可愛い」
「そ、そんな顔で見ないでください！」
俯いてしまったヌナの耳は真っ赤で可愛くて、もうずっとだらしない顔をしているVヒョンも、たまらずまたヌナの手を取った。
TH「だからヌナ、少しずつ俺たちに教えて」
JK「ヌナのことを幸せにしてみせますから！」
「、っ」
でももしヌナが、俺たちの傍にいたいってそう思ってくれたら
TH「その時はもう離してあげないからね、いひひ」
JK「覚悟してください！えへへ」
少し沈黙があって
「か、考えておきます」
と真っ赤な顔でそっぽを向いたヌナに、俺たちは飛びついた。
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笹貝(プロフ) - キリエさん» コメントありがとうございます、とても嬉しいです！宿舎にステイするのは短いのですが、引き続き楽しんで頂けたらとても嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年1月18日 1時) (
レス) id: 79fcfd664c (このIDを非表示/違反報告)
キリエ(プロフ) - 宿舎がでたー！！！更新いつも楽しみにしています(^^) (2020年1月18日 0時) (レス) id: 0d453b5c60 (このIDを非表示/違反報告)
笹貝(プロフ) - ヨウさん» 気づくのが遅くなってしまって本当に申し訳ございません！ヨウ様、嬉しいお言葉をありがとうございます。ついにお姉さんと再会させることが出来ました。この先も引き続き楽しんでいただけたらとても嬉しいです。よろしくお願いします。遅れて本当にすみませんでした！ (2020年1月3日 9時) (レス) id: d9c5ea27b6 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウ(プロフ) - 離れたからこそわかるメンバーがお姉さんを思う気持ちと会えない切なさで、胸が締め付けられるような思いです。グクがお姉さんと会ったことでこれから起こる展開にも期待しています！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: cbfca537cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹貝
| 作成日時：2019年12月20日 19時
