希望の幼馴染は塩対応2【BTS】

日常 _ヌナのトラウマ1 ページ47

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(JH side)



カムバのイメージ写真の撮影が終わり、宿舎でリラックスしていた俺たち。


コーヒーでも飲もうかな〜なんて思ってリビングに降りると


TH「〜♪」
JK「(真剣)」


携帯で音楽を流してソファに溶けていたテヒョンと、その横で真剣にゲームをしているジョングク。


あ、ヒョンお疲れ様です〜なんて手を振り振りしてくるテヒョンと、いいところなのか顔を上げられないまま同じ言葉をくれたジョングクは今日も仲良く寄り添っている。


わざわざリビングにいるところを見ると、たぶんAが降りてこないかって待ってるんだと思う。



JH「お〜、ゲーム頑張ってるかー？」


俺はジョングクに近寄って立ったままその携帯を覗き込む。....おお、ゲームでも強いな。さすが黄金マンネ。


特にやることもなかった俺は飲み物のことなんて忘れてぼーっとジョングクのゲームの行方を見守っていた。



すると


TH「あ、ヌナー！」
「テヒョナ お疲れ」


Aが降りてきた


JK「ヌナお疲れ様でっあーーー！」

JH「ㅋㅋㅋ」


つい条件反射でAに視線をやってしまったジョングクはその一瞬のミスで負けてしまったみたいだ。


マンネの敗北を見届けて、俺も振り向いてAの顔を見ようとしたその時



「ホソク〜」

JH「んー？」

「.....(ぎゅっ)」

TH「え！！！」
JK「ヌナどうしたんですか！！！可愛いですよ！！！」


JH「お〜どうした珍しいな」



急にAが後ろからひっついてきた。




「んー」

JH「なんかあった？」

「何もない」

JH「...俺達に何でも言いなさい」

「....」



俺の背中に顔を埋めてぐずぐすするA。

小さい頃はこんなこともよくあったけど、最近というか、いつからかとかもう覚えてもないけど、滅多にこんなことはなくなっていたから心配になる。


顔を見ようとするテヒョンとジョングクから逃げるように左右に揺れるAに拘束されている俺もそのままフラフラする。



「ねえホソク」

JH「ん？」



TH「(ヌナ可愛いし)」
JK「(ヒョンもかっこいい)」




「最近楽しい？」

JH「ちょっとお前本当にどうした」

TH「...ヌナ？」
JK「どうしたんですか、」



ん、と少し力が緩んだAの腕を掴んで俺から離して、くるっと俺は振り返った。


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