希望の幼馴染は塩対応2【BTS】

日常 _ヌナ、今更気づく2 ページ17

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「あれ？」

四人の顔が、え？っていう表情をしている。...え？





JM「ヌナ、今更？」

TH「ヌナ俺に敬語使って欲しいの？」

NJ「それも違和感あるけどな」

JK「俺はちゃんと敬語ですよ！えらいですよね！結婚しましょうヌナ！」

「.....(考えている)」

JK「ヌナスルーしないでください」

JM「ㅋㅋㅋ」




確かにもう何年もこうだし、今更すぎると自分でも思うんだけど、改めて見ていたら、テヒョンはしっかりナムやオッパ達に敬語を使っている。

わたしとナムは(もちろんホソクも)、いわゆる同級生だ。


年齢なんてわたしたちの中には関係ないし、テヒョンに敬語を使って欲しい訳ではないんだけど、



「でもナムには敬語だよね」

NJ「まあ、」

JK「ヌナ俺をスルーしないで」

JM「ㅋㅋㅋ」




「なんでなのかなって、今なんとなく思った」

TH「うーん、でもさ」

JM「？？」


テヒョンはジミナの方を見て



TH「ジミナもさりげなく敬語外してるよ！」


外れてるじゃなくて、外してるよこいつ！



と、何故かジミナを巻き込んだ。


JM「え、僕は別にそんな」

「(たしかに...)」

JM「ヌナ見つめないでください(照れる)」

JK「ヒョン嬉しそうにしないでください」


NJ「ㅋㅋㅋじゃあ俺は部屋に戻るよ」

「うん、ナムおやすみ」




まあ、いっか。

さっきも言ったけど、別にわたしはテヒョンに敬語を使ってもらいたいわけじゃない。本当にただ単純に、そういえば使ってないよね、なんでだろう、くらいに思っただけ。


TH「俺、ヌナに敬語は使わないからね！」

「んふふ、いいよ、そのままで」

TH「ヌナ〜
JK「ヌナもう寝ましょ！」

TH「おいジョングガ邪魔するな！」

JK「ヒョン俺に負けたのに俺を差し置いて今ヌナのこと抱きしめようとしてるなって思ったらつい」

TH「なんだとーー！」


可愛い兄弟喧嘩を始めた二人を見ていると




JM「ねえヌナ、僕もこのままでいい？」


心做しか不安そうなジミナが、こそっと聞いてきた。


わたしはジミナの頭をひとなでして答える



「もちろんだよ」

JM「へへ、ヌナ！(ハグ)」

「ジミナ〜(なでなで)」

TH「おいジミナーーー！」

JK「ヒョン！！！」





JN「ヤー！お前らうるさいぞ！ほら寝なさい！(叫)」


「はーい！...ふふふ、怒られちゃったね」


じゃあ寝るね、おやすみ。

と二人に挨拶をしてぐうと部屋に向かったわたしたちを、クオズの二人が見ていたことなんて、わたしは気づかなかった。

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