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日常 _部屋とYシャツとジミナ4 ページ18

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ぽつりぽつりと、
わたしの顔を真っ直ぐは見れず、俯きながら話しては、チラりとこちらの顔色を伺いながらジミンは、自身の焦燥感をさらけ出してくれた。




「ジミン、よく頑張ったね」



ジミンを見上げて、素直に感想を吐いた。

この子は本当に優しくて、armyはもちろん、わたしたちのことを思ってくれている、真剣に。




JM「っ、」


「ふふふ、怒らないの?って顔してるね」


JM「だって」

「だってじゃないよ、たしかに部屋は散らかってたけど、頑張り屋さんのジミンの何に対して怒ればいいの?」



むしろ教えてほしいくらいだよ と笑えば、ジミンは顔を上げて





JM「ヌナ、皆も...ありがとう。わっ、!」


TH「ジミナーーー!水臭い!ちゃんとそういうことは溜め込まずに言えよ(頭わしゃわしゃ)」

JH「そうだぞジミナ」

JK「スランプなんて誰にでも来ますし、ヒョンのダンスはいつだってかっこいいです」






だってさ、ジミン。




安心したジミンの顔を見て、わたしの後ろで見守るように立っていた皆がわちゃわちゃ近づいてきた。


ジミンが笑って、騒がしくも優しい空気に包まれていたところで





JK「でもなんでヌナの服の中で寝てたんです?」

「(たしかに、忘れてた)」

JM「それは仕事が来て、」





焦燥中のジミナに、なんと男女兼用ファッションのポスター撮影の仕事が来たらしい。

線が細く、綺麗なジミンだから、そんな仕事が来たことになんの違和感も抱かない。






JM「それで、今日が一回目の打ち合わせだったんだけど、ジミンさんの思う中性的なファッションを次回何パターンか持ってきてくださいって言われて、」

「なるほどね、それでわたしの服」

JM「うん、僕が好きって言った、ヌナがオーバーサイズで着てるYシャツがあるでしょ?それがまず浮かんだからヌナの服を色々着てみたんだ」



だけどそれ以外にいいアイディアが浮かばなくて、少し横になったら寝ちゃったんだ、僕はアイディアバンクのはずなのにな、


とジミンが少し笑って言う。





「まあ気持ちが焦ってたら、頭もうまく回らないよね」

JH「今度は俺も一緒に考えてやるからな!」

「ホソクはポーチつけるだけでしょ〜」

JH「なんだよA〜(言い返せない)」




へへへ、と小さな笑い声が聞こえ




JM「ヌナも、皆もありがとう!」



「〜〜、ジミナ!」

TH/JK「あーーーー!!!!!」






可愛い笑顔のジミンを、わたしは思いっきり抱きしめた。

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笹貝(プロフ) - 秋夜さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!速攻で直して来ました!違和感の中読ませてしまってすみません、以後気をつけます。また何か間違っていたり違和感があればご指摘頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました! (2019年11月27日 20時) (レス) id: 16adee083a (このIDを非表示/違反報告)
秋夜(プロフ) - いつも読んでます。ただ、、1つ言いたいのが、ナムジュンとホソクは同い年なのでヒョンにはならないですよ… (2019年11月27日 17時) (レス) id: 03ccaeb4a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹貝 | 作成日時:2019年11月23日 17時

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