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35話 私と地下闘技場 ページ43

扉の中の階段を降りていく途中、マッシュくんが秘密基地みたいだって少しはしゃいでた




秘密基地か…そういうの結構憧れてたんだよね…




まあ結局、そういうのをすることは一度もなかったけど




「おい見ろ!」




マッシュくんと話していたドットくんが指差した方向には明かりがある




その方向へ向かうとそこには




「闘技場…!?」




「広い…地下なのに天井も高い…」




「なんだこれ」




「テメェ、ワンテンポ遅くね?」




「…」




地下か疑うような広さに高い天井、明るさ




ところどころが崩れていたりする大きな広間のような場所に出た




たぶん作りから見て、ドットくんが言うように闘技場で間違いない




「せいかーい!!」




私たちが入って来た反対側から、髪をいじりながら歩いてくる人がいた




…確か二年生の…




「ここは大昔の決闘場さ。今いる先生たちが誰も知らないようなね」




「貴様…マギア・ルプスか…?」




「いや?僕は違うけど…第三魔牙(サード)に頼まれてここにいるのさ…君たちみたいな侵入者を排除するためにね…」




シュエン・ゲツク、会ったことはないけどワース兄様の幼なじみだったはず




ワース兄様に頼まれてここに来たってことは…マギア・ルプス全体に私達の存在がバレてる




…やっぱりこの人数は探索不向きだった




「さぁ、先に進みたければ僕を級硬貨を賭けて勝負しよう…まぁ、絶対通さないけど」




「上等だ」




「待て」




ランスくんが出ようとしたのをドットくんが止める




まさかだけど…




「オレがいく…オレはよぉ…ツラァ良い奴が4ぬほど嫌いなんだよ!!!」




案の定僻みだ




「そうか…」




「頑張って」




「頑張って」




「頑張れ…」




清々しいほどの僻みに、みんな呆れ気味だった

36話 私たちと虚しい嫉妬→←34話 私と地下への扉



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sbt@2008-1027(プロフ) - いいですよね病み…カルパッチョにヤンデレの素質(?)を見出してしまった…! (3月24日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - やっぱり病みって最高ですね。テンション上がってきました。fooooooooooo! (3月24日 22時) (レス) @page28 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - あやなみ。さん» 応援ありがとございます!ボードのお誘いは嬉しいですが、データ管理上できません…すみません…コメントなら返せますので応援お願いします! (3月13日 20時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - sbt@2008-1027さん» こんにいは!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます (3月13日 20時) (レス) id: 17838861ce (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - 柏餅さん» オーター兄様が神覚者です。確認しました。普通に打ち間違えです!ご指摘ありがとうございます! (3月3日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sbt@2008-1027 | 作成日時:2024年2月26日 20時

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