３３話 私と廊下 ページ41
「おい、あれ！！」
「あれは…レモンちゃん？」
ドットくんが指差した方向にはレモンちゃんがいた
でもどこか様子がおかしい
「ほんとだ。後ろ姿もカアイイなぁー」
後ろ姿のレモンちゃんを見て、静かに鼻血を流すドットくん
だいぶ慣れたな、この光景
「レモ」
「待って、ドットくん」
レモンちゃんを呼ぼうとしたドットくんの口を咄嗟に塞ぐ
「おいA、そいつを一旦離せ」
「あ、ごめんドットくん」
「あばばばば…女の子の手が…口に…」
ドットくんはバイブレーションモードになってなにも反応しなくなった
１０秒くらいで元に戻ったけど
「それよりも、レモンの様子がおかしい…」
一斉にレモンちゃんの方を見る
その瞬間、カタカタと音が聞こえ出したと思ったら、レモンちゃんの体が人間では有り得ないような曲がり方をした
そして、動きが止まったかと思ったら突然こっちを振り返った
…目が…ない？
そこに有るはずの目がない
魔法だとわかっていても思わず腰を抜かしそうになる
「おい大丈夫か」
「だい、じょうぶ…」
今にも叫びそうなフィンくんの口をランスくんが塞ぎ、私の手を引いて近くの壁に隠れる
マッシュくんもドットくんも急いで隠れる
今のは…レモンちゃん？
でも…目が…それに…あの動き、操り人形…
「おいウソだろ…目がなかったけどレモンちゃんってだけでカワイイってことに…気づいちまったよオレは…」
「そんなこと言ってる場合じゃないんだけど…」
それにレモンちゃんはマッシュくんが好きなわけで
実らない恋を引きずるのはどうかと思う
「あれは、完全に魔法だ…」
「待って、どっか行っちゃうよ？レモンちゃん」
「レモンちゃん、待って…」
「追わなきゃ」
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sbt@2008-1027(プロフ) - いいですよね病み…カルパッチョにヤンデレの素質(？)を見出してしまった…！ (3月24日 22時) (
レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - やっぱり病みって最高ですね。テンション上がってきました。fooooooooooo！ (3月24日 22時) (レス) @page28 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - あやなみ。さん» 応援ありがとございます！ボードのお誘いは嬉しいですが、データ管理上できません…すみません…コメントなら返せますので応援お願いします！ (3月13日 20時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - sbt@2008-1027さん» こんにいは！とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます (3月13日 20時) (レス) id: 17838861ce (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - 柏餅さん» オーター兄様が神覚者です。確認しました。普通に打ち間違えです！ご指摘ありがとうございます！ (3月3日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sbt@2008-1027 | 作成日時：2024年2月26日 20時
