【MASHLE】マドル家の末娘

２６話　私たちと仮面の人 ページ34

マッシュくんも無事にセブンスに勝利して戻ってきた




なんなら泳げるようになったらしい




発展がすごいよ、マッシュくん





｢七魔牙(マギア・ルプス)、六番と七番でこの強さということは…｣





「なんかいけそう」





「お前が言うとなんか気が抜けるな」




油断大敵という言葉がここまで合う状況ってそんなにないか




そんな話をしていると今までになかった気配があった




「二人とも…誰か来た！」





「おやおや…ひどい言われようですね ずいぶんと…少し早計じゃないですか？」





振り向くと仮面の人物がいた




「グラビオル」




「ロックストラス」




魔法を唱えても何も起こらない…




なんで？魔法が使えない




マッシュくんも構えている





「落ち着いてくださいよ 私はただ仲間を…」





「殺気だってます…説得力にかけますね」





マッシュくんが仮面の人にグーパンを決めようとすると相手は瞬間移動をした





「殺気立ってしまったことは謝ります。少し見てみたかったものですから。ですが仲間を回収しにきたのもまた事実…焦らなくて大丈夫です。またすぐ会えます。それでは失礼します」





二人は変わらず戦闘体制のままだが、意味深な言葉を残して仮面の人物は帰ってしまった





「前言撤回だよ、これ」




「ああ…どうやら奴らは相当、潰しがいがあるようだな」

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