【MASHLE】マドル家の末娘

番外編１−４　僕と手紙 ページ28

Aを部屋に送った日からもAと会うことはなかった




でも、２、３日してAから手紙が届いた




“カルパッチョ・ローヤン様”




寮も言ってなかったし、しばらく話せなくてごめんね。




アドラ寮になって、しばらく実技とか多くて忙しかったから。




カルパッチョは元気にしてる？私は結構上手くやってる。




たまに研究の噂は聞くけどほどほどにね。




それと、カルパッチョ以外にも友達できた。




同室のレモンちゃんって子と転入生のマッシュくんとランスくんとドットくん、内部進学のフィンも。




色々あったけど楽しくやってます。たまには手紙くれると嬉しいです。




“A・マドル”





どうせレアンじゃないならオルカになればよかったのに




それより、いきなり僕以外に友達作んなよ…




中等部は僕しか友達がいなかったザコのくせに




「ザコ共も特別なのかよ…」




Aの特別は僕だけでいい




＿＿＿＿＿

作者)カルパッチョサイドの番外編、これにて完。…あれ？やっぱり病んでね？まあいいか。
カルパッチョサイドは、神覚者候補選抜試験編でまたするかもしれないし、しないかもしれない。

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