２話 私とカルパッチョ・ローヤン ページ3
「それで…編入試験を見にきたなんて嘘でしょ？」
「ザコなんて見る必要ないから、明日から進級試験なの忘れてない？」
忘れている訳が無い、と言うより、忘れ様にも忘れられる訳が無い
この進級がかかっている試験で落ちようものなら私はあのクソみたいな家に逆戻りだ
そんな事はまっぴらごめんだ
「忘れてないよ…ただの息抜き中」
教室の机の隅を指さす
部屋で勉強する気がどうも起きなかったからここで勉強していた
「だったら僕の部屋来れば？Aはザコじゃないから歓迎するけど」
「私が好き好んで行くと思う？」
確かにカルパッチョの部屋は私の部屋なんかよりずっと綺麗だと思う
でも、どうしても行きたくない理由が一つだけある
部屋の床に血飛沫の痕が結構な頻度で増えるのだ
理由は明確で、コイツがやってる“研究”とやらにある
内容は“魔法と痛みについて”らしい
高等部に入ったら今よりもっと本格的に始めるつもりらしい
「試験興味ないからもう行くよ、Aもそんなザコ共に興味があるなんて物好きだね」
「ザコ、ザコって…まあ見ててつまらなくは無いかな、結構面白いよ」
「あっそ…じゃあね」
「ん」
…なんだったんだろ今の
てか話してる間に試験めっちゃ進んでるし
多分今してるのは最後のやつ、今年は巨大迷路らしい
てかよく見たら今年の監督ってルッチの野郎だし、私、アイツ嫌いなんだよね
そんなことを考えていると何故か迷路が破壊されていた(?)…なぜに?
上からなのですぐに分かった
「あのダンベルキノコだ…ルッチ先生キレてんるだろうな…」
試験前のあのダンベルキノコが迷路の壁を破壊して真っ直ぐゴールを目指していた
ダンベルキノコ、試験前に筋トレしてたからルッチ先生に嫌われてるな
しかも何故か金髪の女の子も連れてるし
迷った子を連れて来たの？
その前に迷路って知ってる？
「…ﾌﾌｯ、おもしろ…」
ダンベルキノコには呆れ半分、興味半分くらい
もう少し見ていたい気もするけどそろそろ勉強に戻る事にした
＿＿＿
作)カルパッチョくんの話し方わからん…
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sbt@2008-1027(プロフ) - いいですよね病み…カルパッチョにヤンデレの素質(？)を見出してしまった…！ (3月24日 22時) (
レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - やっぱり病みって最高ですね。テンション上がってきました。fooooooooooo！ (3月24日 22時) (レス) @page28 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - あやなみ。さん» 応援ありがとございます！ボードのお誘いは嬉しいですが、データ管理上できません…すみません…コメントなら返せますので応援お願いします！ (3月13日 20時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - sbt@2008-1027さん» こんにいは！とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます (3月13日 20時) (レス) id: 17838861ce (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - 柏餅さん» オーター兄様が神覚者です。確認しました。普通に打ち間違えです！ご指摘ありがとうございます！ (3月3日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sbt@2008-1027 | 作成日時：2024年2月26日 20時
