その７ ドミナ ページ7
「ドミナー、戻ったよー」
「おかえりA。お父様から伝言はあった？」
少女がヴァルキス校に戻ると足早に別の部屋へ向かっていった
その部屋にいたのは、“ドミナ”と呼ばれた右頬に二本の矢印が渦を巻くような形の線(アザ)を持つ、ピンク髪の少年
「えっと、私が明日からイーストンに潜入するくらいかな。何か利用できるのがいたんだって」
「へー。Aが行くってことはしばらく
「うん。でも、ちゃんと試験には出られるから」
「ならよかったよ」
双子ということもあってかドミナと話す少女は敬語もない
城の地下室にいた時のような、あの残忍さも全くない
無邪気に話を楽しんでるだけの子供だ
「でも、たまに戻って来るかも」
「心配する必要はなさそうだね」
そんな話をしていると部屋のドアのノック音が聞こえ、誰かが入って来た
「アァ？んでAがいんだよ」
「いいでしょ？レヴィ。双子なんだから」
レヴィ・ローズクォーツ
“神童”と呼ばれた元イーストン校生、現ヴァルキス校生
一部の教師と反りが合わず、ついには半ｺﾛしにまで至り退学
そしてヴァルキス校に転入して来た
固有魔法を二つ扱う数少ない存在
俗に言う“天才”だ
「まあいっか。私、そろそろ行くね。お邪魔しましたー。またね、ドミナ、レヴィ」
「気をつけてね」
「ッチ」
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壊(プロフ) - sbt@2008-1027さん» なるほど、わかりました。ありがとうございます！ (3月21日 22時) (
レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - 壊さん» 今、夢主のイラスト変更で非公開にしています。今日中には公開にする予定です！すみません (3月21日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - その1ってどこにあるのでしょうか？ (3月21日 20時) (レス) @page4 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sbt@2008-1027 | 作成日時：2024年3月10日 16時
