その13 逃がさない ページ13
サードの妹が回数を数えてるけど…
私が撃った魔法の回数、五組の岩の数と一緒…かな
となると残りは三回
それ以内に連れて行かないと…
「ねえ、最近魔力が不安定になってるでしょ」
「なんでそれを…」
「なんでコイツが知ってるの?」って顔
そりゃあ分からないよねー
私もサードとキミがあってじからわかったし、確信したのはついさっきだし
「やっぱり!教えてあげようか?」
「随分余裕そうにしてるな…だったら教えて貰おうか?私にも分かんないってのに」
…余裕そう
どこか似てる雰囲気
なのに全然似てない雰囲気
キミはきっと家族に恵まれたんだね
そうでなくても…少なくともサードっていう兄には恵まれてる
いいなぁ…
加えて
ずるいなぁ…
でも、私を楽しませてくれるよね?
「キミね、選ばれたんだよ」
「何に?勿体ぶらないで」
「日の祝福を受ける“マスターケイン”に、ね」
片割れだから…逃がさない
絶対に
67人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
壊(プロフ) - sbt@2008-1027さん» なるほど、わかりました。ありがとうございます! (3月21日 22時) (レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - 壊さん» 今、夢主のイラスト変更で非公開にしています。今日中には公開にする予定です!すみません (3月21日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - その1ってどこにあるのでしょうか? (3月21日 20時) (レス) @page4 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sbt@2008-1027 | 作成日時:2024年3月10日 16時