風邪2 ページ39
ニジside
ニナが風邪を引いた。
俺らはそんなの一切なかったからどれだけ辛いのかもよくわかんねぇ、
けど、ルリナのあの様子からすると辛いってことはよくわかる。
『……すぐ良くなるからね…治ったら玩具買おうねニナ』
二「ここの医師の薬はよく効く。すぐよくなるさ。」
『うん、』
ルリナを撫でようとすればふらつき壁にもたれかかるルリナ
俺は咄嗟に手を伸ばし、支えた
『ごめ、』
二「ニナのが、うつったのか？」
『ちがう…心配で寝れなくて…』
なるほど…寝不足か。
ニ「ニナは俺がみてる、お前は少し休んでこい、」
『でも…』
ニ「いいから。おい！だれかこい！」
ニジが叫べば使用人たちがやってき、部屋に入ってくる。
「いかが致しましたでしょうか、ニジ様」
二「レイジュを呼べ、」
「かしこまりました、」
10分ほどでレイジュが部屋に来た
レ「なによ、」
二「おせぇよ、」
レ「しょうがないでしょ。私だってやることあるんだから。で？用は？」
ニ「ルリナ、1日預かってくれ。」
？をうかべるレイジュ
レ「あら、何かあったの？」
二「ニナが心配で、まともに寝てねぇんだ。部屋で寝かせてやってくれ。ここにいると中々休めねぇだろうし。」
レ「なるほどね。いいわよ。おいでルリナ」
『迷惑じゃない…？』
レ「当たり前でしょう、可愛い妹のためなんだから。さ、部屋においで。ニジはニナを頼んだわよ」
ニ「おう。」
『ごめんね。…ニジ…明日はちゃんと動くから、』
ニ「いいって、気にすんな。」
笑いながらニジはルリナの背中を押し部屋から出した
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作者名：しいたけ | 作成日時：2020年10月16日 3時
