ジェルマ66の次男と結婚！？ (ページ29)

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最後に父と話がしたいページ29

ルリナside

アッシュの最後を見届け、近くにあった花を胸の上に添えた。

ニ「そんなことしなくていいだろ」
『んーん…彼は…むかしはとても優しかったのよ…兄みたいで、私を支えてくれたから…これは、私のお礼。』
レ「…なぜ、変わってしまったのかしらね」
『…父のせいだと思う…父がアッシュを変えてしまったの。人を殺す殺戮兵器に……』

ルリナはアッシュの手を握り額に当てた

『…アッシュが…来世は、もっといい人生を歩みますように…』

ニ「……行くぞ、まだ残ってる。」
『うん…最後に…話だけ、させてくれないかな…』
イ「………構わん。好きにするといい。殺るのはニジだ」
ニ「俺はお前を守ってやる。すきにしな、」
『ありがとう…さ、行こう。』
ヨ「おう。」

敵の兵士はほとんど味方がやってくれてるようだ。

周りを見ながら歩くと兵士が走ってきた。

「イチジ様！」
イ「どうした」
「敵国の王を一番手前の部屋に誘導し、誘い込みました！」
イ「そうか。わかった。他のやつには残党がいないか探し出すように伝えろ。いけ！」
「はっ！」

兵士は走り去って行った。

『父様……』
イ「行くぞ、こっちだ」
ニ「おう。」