愛に溺れる

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渡辺 side




頬に手を当てもう一度キスをする




今度は深く長く




佐久間の手は俺の服を握りしめていて




それすら俺にとっては煽られてるとしか思えない




舌を絡め合い 佐久間の口内を味わうように




じっとりと犯していく




とんとんと胸を叩かれたから




仕方なく離してやると




二人を繋ぐように銀の糸がきらりと光っている




「 … はぁ 、へへ … しょうたとのちゅー 、すき 」




天性のあざとさに完敗




我慢なんて出来るはずもなく




服の中に手を入れ 胸の飾りを弄る




「 服の裾 持ってて 」




舌を這わすのに邪魔だからそう伝えたのに




シャツを加えるから篭った声に変わり




余計にそそられる




舌で転がしたり 軽く噛み付けば




快楽を逃すように身をよじる




その度に主張してるものを




俺のそれに擦りつけてくるから




もう全てが妖艶でおかしくなってしまいそう




「 んっ 、さっくん 腰動いてる 」




態と指摘してやれば恥ずかしそうに目を逸らす




その瞳はいつもより水分量が多い




佐久間の全部が媚 薬みたいに俺を




どんどん昂らせていく




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