【募集企画】人魚の罪。【企画案譲渡】

【解説】補足２ ページ6

 

〇クローンとは何ですか？/どうすれば、人魚は人間に戻ることが出来ますか？

→人魚は、『女神の帰還』の日に戻ることが出来ます。

(この日は「いつ」とは定まっていませんが、毎年必ず、夏の晴れの日が『女神の帰還』の日にあたります)


その間に、人間に戻った人魚達は自分と全く同じ姿形の『クローン』を見つけなければなりません。(性格は若干違うことが多いようですが。)


見つけることが出来なければ、再び人魚となり海に帰っていきます。


クローンを見つけることが出来、クローンが人魚の声を聞くと、呪いは解けます。

その人は人魚だったという記憶は消え、人魚になる前の状態に戻ります。




〇人魚が人間に戻った場合、年齢はどうなりますか？/クローンは歳をとりますか？

→人魚が人間に戻った場合、クローンが生きている間に行ったことは全て無かったことになり(周囲の人間の記憶も同時にリセット)、年齢等全て人魚になる直前に戻ります。

なので、20歳で人魚になり、それから5年後に25歳のクローンに出会ったとしても、人間に戻れば20歳の時にリセットされます。

周りの人も、自分も、クローンや人魚だった時の記憶は無くなります。


尚、人魚になって100年経つとクローンが自動的に消滅します。するとその人は一生人魚のままで、人間に戻ることは出来なくなります。




〇人魚が人間に恋をしたらどうなるんですか？

→罪を犯した者が人間に恋をするなど言語道断。

人魚達の間では、人間として生きていた頃の家族や友人を懐かしむのはいけないことだという、暗黙のルールが存在するようです。


もし恋をしてしまえば、言い伝えの中のロゼッタのように、声を奪われます。

人魚が元の姿に戻る条件は、


・女神の帰還の日、自分のクローンを見つける

・クローンに自分の声を聞かせる



なので、声を奪われた人魚は、一生深海に幽閉されたままです。

(女神の帰還の日は、他の人魚と同じように人間の姿に戻ります。しかし、声を出すことは出来ないので、人間の心を奪うことも、自分のクローンを見つけて声を聞かせることも出来ません。)




〇人魚には『死』はあるのですか？

→いいえ。人魚は不老不死です。


 

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