【募集企画】人魚の罪。【企画案譲渡】

【解説】補足１ ページ5

 

〇海男病は女性でもかかりますか？

→はい。

人魚と出会い、その声を聞いてしまった女性の中には、人魚に心を奪われてしまう者も居ます。

女性が人魚に心を奪われた場合、そのまま海に沈むように吸い込まれ、『恋』の罪人として人魚となります。




〇海男病(海人患)は治りますか？

→はい。

最後に人魚の声を聞いてから3年経てば、その3年間の記憶は消え、元の状態に戻ります。

言わば、3年経てばリセットされるので、その後にまた人魚の声を聞いたら、彼らはまた海男病にかかります。



※女性は、大半が人魚の声を聞いても何も起こりません。

この病にかかる者は極小数で、かかった女性は海に吸い込まれ、人魚となります。

そのため、ローゼットでは女性は海男病にかからないとされています。実際、かかった女性は人魚になってしまいますからね。





〇人魚の罪は例えばどんなものがありますか？

→大きく分けて6種類です。『恋』以外は全て、女性の『嫉妬』から来る罪です。



・『美』の罪

他人の『美』に嫉妬し、罪を犯した者。


・『心』の罪

他人の綺麗で無垢な『心』に嫉妬し、罪を犯した者。


・『欲』の罪(『自由』の罪)

『自由』を求め、『欲』のままに行動し、罪を犯した者。


・『自然』の罪

『自然』の美しさ、壮大さ、儚さに嫉妬し、禁忌を破った者。

(人間の『生』と『死』の道理を狂わせた者も、この罪にあたる。)


・『才』の罪

生まれながらにして与えられている自身の『才』を理解せず、他人の『才』にばかり嫉妬し、罪を犯した者。


・『恋』の罪

人間となった人魚の、美しい声を聞いた女性の中の少数が、人魚に『恋』をした罪として、自分も人魚となる。





〇海に吸い込まれた人間の男性はどうなるんですか？

→1ヶ月後に海の泡となり、やがて生まれ変わるとされています。


特例として、自分の心を奪った人魚に海中で再び出会うと、二人共呪いが解け、地上に戻ることが出来ます。


 

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