【第5人格】悪夢を見る者 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:26 hit、合計:1,166 hit

・ページ5

「「「「ようこそエウリュディケ荘園へ！！」」」

そう大勢の声と共にクラッカーの色とりどりの紙が宙に舞った

いきなりの大きな音にびっくりし、しばらくの間動けずにいた

するとこちらに明るい雰囲気の女性がやってきた

庭「びっくりさせちゃってごめんなさいなの！改めてようこそなの！私はエマ・ウッズって言うの！よろしくなの！」

そう言って私の手を握り、元気よく挨拶をしてきた

いきなりだっため、反射で直ぐに手を解いてしまった

『あ…えっと……』

どうすれば良いかわからず混乱していると、もう1人医療関係の衣服を着た女性がやってきた

医「エマ、余計びっくりさせてどうするのよ。いきなりごめんなさいね。私はエミリー・ダイアー。医師をやっているわ。よろしくね。」

そう言いながら手を差し出してきた

しかし私が目線を逸らし、中々手を出さずにいると

医「…もしかしてこういうの、苦手だったりする？もしそうなら無理しなくてもいいのよ。ここにはそういう子もいるから。」

と優しく微笑みながら言ってくれた

……この人なら信頼してもいいかな？でもそう言って後で裏切るかも……もう少し様子を見よう

そう思いながら弱々しく頷いた

すると奥から目隠しをし、腕に梟を乗せた男性が来た

占「こんにちは。いやこんばんはかな？私は占い師のイライ・クラークだ。どうぞよろしく頼む。ところで会って間もなくで申し訳ないが、一つ聞きたい事があるんだがいいかな？」

私は1歩距離を置きながら頷いた

占「君は夜にしか活動出来ないと聞いたのだけど、それは何故だい？」

…いきなりこの質問か…

私は目線を逸らしながら質問に答えた