【第5人格】悪夢を見る者 (ページ23)

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一緒ページ23

翌日になり、また私は悪夢の世界から出て自室から出る

しかし今日は悪夢が酷かったせいで食欲がなかったので夕食は取らずに館内を散歩することにした

すると奥から1人男性が歩いてくるのが見えた

左手に義手を付けており、海賊のような格好していた

一等航海士であるホセ・バーデンだった

どうやら私に何か用があるみたいだった

一「やあA。私は一等航海士のホセ・バーデンだ。よろしく頼むよ。」

『……よろしく。』

一「ところで凄い顔色悪いけど大丈夫かい？」

『……今日はいつもより悪夢が酷かったんだ。悪魔が張り切ったみたいでね…。…それより私に何か用？』

一「ああ。この後何か用事はあるかい？もしないなら一緒にカスタム戦をしないかと思ったんだが。」

そういえばと思い、昨日のリッパーとの約束のことを話した

一「え…リッパーとカスタム戦をかい？いつの間にそんなに仲が良くなったんだ。」

『仲良いってわけでは……。ただ私はチェイスを練習したいなと思って……それでついでにと思って言ってみたんだ……。…もし一緒にやってくれると言うなら一等航海士も行くか…？ちょうど今からハンターの館に行こうとしたんだ…。』

すると唸るように考え込む一等航海士

やっぱり私と行きたいわけないよな

『別に無理に付き合わなくてもいい…。カスタム戦なら他の人を誘えば…。』

一「いや、君と行きたいんだが…。リッパーか…。まあ練習に付き合ってくれると言うならいいだろう。私も一緒に行かせてくれ。」

私達はハンターの館へ向かって足を運び始めた

『……しかし何故私とカスタム戦を？』

一「実際君の能力がどんなものか気になってね。この前の君の試合の時は私も別の試合に行ってたから見れなかったんだ。」

『……他のやつの試合が見れるのか？』

一「ああ見れるとも。今度1度見てみるといい。ハンターや味方がどのような動きをするのか勉強になる。」

そう言って試合の観戦の仕方を教えてもらった

一「あと君自身の事も気になってね。ほら、悪夢を見るって言うから。」

『……あの話信じてくれるのか？』

一「信じるとも。それに私も睡眠が良くなくてね。お酒を飲まないと眠れないし、寝てもよく悪夢を見てしまうから。」

『……私と一緒なんだな。』

そう言えば一等航海士は頷いた

すると気づけば目の前にはサバイバーの館には無い、とても大きな扉があった

一「ここから先がハンターの館だ。」