【第5人格】悪夢を見る者 (ページ13)

今日:27 hit、昨日:26 hit、合計:1,192 hit

・ページ13

無線チャットでそれぞれの暗号機の解読進度が伝えられた

1つは約8割、もう1つは約3割だった

すると呪術師が《解読中止！助けに行く！》と送ってくれた

リ「そういえば貴方に色々聞きたいことがあるんですが、この後空いてます？是非お茶会に招待したいんですが。」

『初対面でしかもサバイバーとハンターという敵対関係があるのにか？』

リ「ええ。他の人は知りませんが私は気にならないので。まあ人によりますけど。それでどうなんです？」

今日はこの試合だけで後は何も無いので良いかとも思ったが、初対面でしかも異性と2人でお茶会か…正直キツい…

遠回しに断ってみることにした

『確かに今日はこの後試合は無いが…私は夜にしか活動できない…。これからお茶会となるとお前が寝るであろう時間帯まで長引くが…？それに私は人と話すのが苦手でね…。』

リッパーは少し考える素振りをした後

リ「ああ実はその事についても聞きたいと思ってましてね。それに時間は大丈夫ですよ。私は明日特に試合もありませんし、元々ここに来る前は夜に活動していたのでね。」

そう言い終わるとある方向を見始めた

そして目線を逸らすことなく

リ「では21時30分頃に庭園に。待ってますからね。」

私の断りは気づかれなかったのか、それとも気づいていて無理やり誘ってきたのかわからなかったが、リッパーと同じ方向を見ると呪術師がこちらに向かって来ているのが見えた

するとリッパーは霧に隠れ、姿が見えづらくなった

私は逃げる準備をし、呪術師の救助を待った

そして呪術師はリッパーから1度殴られてしまったが、私は救助された

足を踏ん張って２回目のチェイスが始まった

無線チャットで《ハンターが近くにいる！》を送った後、呪術師の方を向いた

『助けてくれてありがとうッ』

呪「構わないッ。私の事は良いからとにかく前を向いて走れッ！」

それと同時に1つの暗号機が上がり、残り1つは解読進度約7割とチャットが送られてきた

窓枠や板に行く途中でも呪術師は私の後ろをついてくれ、リッパーの攻撃を呪いで中断させてくれていた

それでもハンターの足はサバイバーより速く、リッパーは呪術師より私を狙ってきた

もうダメかと次にくる激痛に備え、目をギュッと閉じた