61 . 弱々しい ページ14
貴方 side
今日は 1日 すばるの 家で ゴロゴロ してた …
毎日が 忙しくて 、 久しぶりの休みだったから
ゆっくりできてよかった 〜〜 ！ ( 嬉
なんて思ってたら 、
( ｶﾞﾁｬ
と 玄関扉の開く音 .
玄関まで 走って お迎え する
「 すばる 、 おかえり 」
渋「 ただいま 」
•
「 … す ばる ? 」
帰ってきては
突然 すばるが 抱きついてきた …
渋「 … … 」
「 どしたの ? 」
渋「 … って 、 」
「 え ? 」
渋「 … 行かんとって 、 」
•
弱々しい声で そう 呟いた すばる …
「 … 行かんとって って …
あたし … どこにも行かないけど ? 」
渋「 … … 俺のそば 離れんとって 、 、 」
なんて 、
不安そうに 呟いては
涙目になりながら あたしの 目を見つめる .
渋「 俺 、 こんな 冷静に しとるけど …
ほんまは 不安やねん … 大倉とおったときも 。
お前が … ほんまは 俺のこと 好きちゃうかったんかな とか 、
いつか 俺 捨てられるんかな とか 思ってまうねん … 」
すばるの そんな 弱々しい声 、
初めて聞いた …
今にも泣きそうになってて 、 でも 我慢してるのか
目が真っ赤 …
渋「 重い とか 思われるかもしらん 。
でも 俺は … そんくらい Aのこと 好きなんや …
離したくないし 、 誰にも渡したくない … 」
「 … すばる 、 」
すばるは … そう言って また 強く抱き締めた 。
•
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作者名：∞あやたん∞ | 作成日時：2017年6月24日 16時
