第一回、霊力講座 ページ6
一日の出陣の流れを近侍に任せて、後で纏めて報告を聞くことにして時間を作った
そうして今、見習いの柚と二人で居る
柚｢えっと、では、霊力についてをまず説明します。霊力とは━━｣
教科書見たいなのを片手に、霊力についてを簡単に話しているのを聞く
大体こんな感じだ
・霊力は誰にでも有る
・審神者に成るには霊力が一定以上で無くてはならない
・しかし、素質が高ければ絶対に霊力必須と言うわけではない
一通り説明して、一度本を閉じる柚
柚｢では、次は霊力のコントロールを覚えましょう！｣
『おう、頼む』
そうして、コントロールの練習が始まるが
基本的には霊力を使ってる感覚のない俺には、どうにも感覚が掴めないで滞ってしまった
柚｢えっと……人それぞれの感覚があるんですけど…
確か蛇口とか湖とか…水に例えられる事が多いんですけど……｣
何だか疲れた様子が見えてきた柚に少し休憩を提案してみる
『悪いが、少し休憩をとって、考えを纏めてきても良いか？』
柚｢え？あ、はい…そうしましょう…｣
少し憔悴してるようにも見えたので、お茶と菓子を渡して、俺は庭に向かった
庭では、出陣してない短刀達が遊んでいた
庭に面した縁側には、茶を飲む太刀が数人並んでいる
『よ、少し隣良いか？』
太刀の連中に声を掛ければ、鶯丸が返事をした
「あぁ、主か、勿論良いぞ？茶を飲んでいくか？」
了承を貰って座ったら、すぐに茶を勧められた
『貰うよ、あんがとな』
湯呑みを受け取り、少し庭を眺めていれば、後ろに人の気配がした
『…鶴丸、茶を持ってるから驚かせるのは今度にしてくれ』
｢……何で分かったんだ？｣
俺が声をかけたことで、少し拗ねた感じで鶯丸とは反対の俺の隣に鶴丸は座った
『まぐれだよ、それより少し聞きたいことが有るんだが良いか？』
｢何だ？聞くくらいならいくらでも良いぜ？｣
鶴丸の言葉に甘えて、霊力の感覚について簡単に話した
｢主の霊力は底無しだからなぁ｣
｢絵を当てるとすれば、海辺りになるんじゃないか？｣
『何だよ、冗談で返すなよなー』
余りに突飛な言われように、冗談かと思ったが、後ろから声をかけられた
｢自覚が無いとは思っていたが此ほどとは…
鶯丸も鶴丸も、思ったままを言っておるぞ？｣
後ろからの声に振り返り相手を見据える
『…珍しいな、三日月…』
其処には、微笑を浮かべた三日月が、俺を見据えて居た
つづく
文字数ぇ…
ラッキーアイテム
革ベルト
今日の殴る相手
乗っ取りに、アッパー
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水面 - これの1から全部見ました！夢主…無意識チートか…これって乗っ取れずに終わるパターンですね！私の一番好きなヤツだ…！最近更新して無いみたいですが、待っているので、頑張ってください！ (2018年4月16日 18時) (
レス) id: c4fe34a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 万(プロフ) - ふーちゃんさん» いえいえ、作品を楽しんで頂けるならとても嬉しいですから、気にしないで下さい(^-^) (2017年9月20日 15時) (レス) id: c0b33df7ac (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん - ありがとうございます！楽しく読ませて頂きます!!返信遅くなって申し訳ありませんでした…( ；∀；) (2017年9月20日 14時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 万(プロフ) - ふーちゃんさん» コメントありがとうございます。私がリンクを貼れずお手数をお掛けしてしまい申し訳ありません。１の題名は「ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？」です。ふーちゃんさんのお暇潰しになりましたら幸いですm(__)m (2017年8月17日 19時) (レス) id: c0b33df7ac (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん - この作品、2と言うことは1があるのでしょうか？あるならば、1の題名を教えていただけると幸いです。 (2017年8月17日 18時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
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