王位継承ェ ページ8
「ならば…貴方の家族を全員殺してあげるよ！あなたの目の前で、無惨にね！」
国王「じ、自分さえ生きればいい！家族の命なんてどうって事ない！」
「え？継承してくれるって！？ありがとう！じゃあ早速この書類にサインしてね！3分以内にやらないと死にたくても死にきれない痛みを味わわせるよ！(にっこり)」
国王「くっ…」
「早く。あくするんだよ。やらないの？そうか…あ、頬に残る傷、かっこいいよね！」
そう言って俺は国王の頬に刃を滑らせた。
その瞬間赤黒い液体が流れ出た。
国王「ああぁああぁああぁ！！」
「まだやらないの〜？なら次は腹だ！」
またもや俺は国王の腹部に刃を滑らせた。
国王「ぃああぁぁあああ！！わ、わぁった…か…書くから…許し…て…」
そう言って国王は王位継承の書類にサインした。
「グルさん、終わったよ。何優雅に紅茶飲んじゃってんだよ。」
gr「おお！これでこの国を支配するのは俺になった！」
ｶﾞﾁｬ
そんなことを言っているとトントンが部屋に入ってきた。
tn「ほ、本当にやったのか……」
国王「と、トントン…私を医務室へ運んでくれ…ｺﾞﾌｯ」
gr「(無言の重圧)」
tn「そ…それは出来ないわ。俺はたった今寝返った。貴方の配下には居ない。」
「どうする？殺す？」
gr「殺そうぜ」
国王「や、約束と違うじゃないk」
言い切る前に頸動脈をｽｯﾊﾟﾘ切った。
「……鬱とシッマ助けに行かなきゃ」
tn「鬱とシッマ？」
「侵入者だよ。捕まってたじゃん。そんな事よりさ、まだ城内幹部とか王子とか残ってるでしょ？」
tn「残ってると思うで。」
「そいつら倒してきて欲しいんだ。」
tn「俺にそんなこと出来ると思うか？」
「ゆーきゃんどぅーいっと。できる。」
tn「バレたか。」
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作者名：ぜらにー() | 作成日時：2019年1月12日 15時
