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日本刀を携える少女
それはかつての同期であり突如星漿体として同化して姿を消した人物である
夏油にとっては苦い思い出、自分の心の余裕のなさで傷つけてしまった少女である
それがその少女が今目の前にいる
夏油はあ、うそ、な、と言葉ならないものを零しているし五条でさえも瞳孔ガン開きでAを見つめている
その様子を呆然と見つめる生徒達
それはそうだ生徒からしてみれば高専の教師と謎の侵入者が一触即発の空気を出していたのにさらにそこに謎の少女が現れその少女を見て二人とも泣きそうな顔をしているのだから
真希「おい、悟どういう状況だよ」
五条「あーうん、そうね。二人とも僕の同期だよ」
狗巻「しゃけ!?」
パンダ「おいおい、それならなんだってこんな張り詰めた空気になるんだよ」
生徒と話す中も五条はAから目を離さないし夏油も同じく目を離さない
目を離してしまえばまたいなくなってしまうかもしれないから
五条「あー、最強の僕でも結構混乱してるんだよ。」
夏油「・・・」
五条はAが星漿体として天元と同化したという話を信じてなかっただからこそAのことを探していた
呪術界が嫌で辞めたならまだ納得した
だが突然の失踪しかも夜蛾が星漿体と同化したと嘘をついたとなれば何か大きな理由がある
9年間探した同期が何気ない顔でしれっと現れたのだ五条が動揺するのも無理は無い
当の本人は夏油と五条を見てキョトンとしてる
Aは刀を下げて鞘に収める
Aの周りの神様は不躾に主をみる二人に刀を構えようとするが周りには見えていないのでAが一人立っているようにしか見えない
乙骨「あ、あの、その人達は?」
五条「?だから僕の同期だってば」
五条が首を傾げ他の生徒もさっきも設定しただろという雰囲気が出ている
乙骨「そ、そうじゃなくて刀を持った人達が、」
乙骨の言葉に今度はAが目を見開いた
『み、みえるの、神様?』
夏油「・・は?」
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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時