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Aのいなくなった高専は静寂に包まれていた





Aは転校生だった。だからそれまでは3人で過ごしていたはずなのにやけに教室が広く感じる




明るく皆を照らしてくれる存在だったというわけでは無い



むしろ静かな方だったし会話は苦手なようだった



だけど任務から帰るとおかえりなさいと出迎えてくれることや疲れた時にそっと甘いものを渡してくれることや何気ない言葉に救われるものは多かった




同期の五条や夏油や家入はもちろん


後輩の七海や灰原、関わりの少なかった伊地知でさえそうおもうのだ





太陽のような明るさではないが陽だまりのような暖かさで皆を優しく包んでくれていた





その存在が無くなってから均衡は崩れた





五条と夏油は例の村の件もあり大喧嘩をし夏油は高専を中退し双子を連れて出ていった




灰原は呪術師を続けられなくなったので学校の先生を目指すことにしたらしい七海も卒業後は呪術界から離れる




五条と家入は高専に残ることになった





離れたもの別の道を進んだもの残ったもの







あの時過ごした日々にはもう戻れない





あの日から何日経っても何ヶ月過ぎても





東Aが戻ってくることはなかった




_________________________



















"主、行くよ"





思い出に浸るように空をみていたAに少年が声をかける






『うん。すぐにいく』






後悔はない………ことはない







けれどももう戻ることは出来ない






"初陣なんだからしっかりしてよね。勝ったら沢山可愛いがってね"






『もちろん怪我だけはしないでね』





黒髪の青年と青い髪の少年が異形の者の前に構える








少女は遠い地で新たな人生を歩み出した











to be continued………

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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時

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