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五条「だぁー!くそ!」
夏油「チッ、」
グラウンドに転がされた最強二人は悔しげな声を上げる
甚爾「なんだ?もう終わりか?」
挑発するように笑う男にムキになって起き上がる
家入「これで何回目?」
『4回目ですね。あ、五条くんがぶっ飛ばされました5回目です』
新しく体術講師として高専に入った伏黒甚爾は呪力の全く持たない天与呪縛があり体術であの五条と夏油を子供のように転がしていた
家入「あんたは参加しなくていいの?」
『・・弱いので』
家入「ふーん、でもあいつがここに侵入したのあんたを覚醒させるためだったんでしょ?」
『・・・』
数日前高専に侵入した男は護衛対象の天内理子の暗殺を目論ん・・・ではいなかった
五条悟と夏油傑に重症を負わせたものの致命傷は避け途中で乱入したAと交戦したのち突然降参したのだ
結果として護衛任務は成功し天内は任務に失敗した低で国外に逃亡した
男は実力だけ見せつけて結果何もしなかったのである
もちろんそんなこと納得出来るはずもないので問い詰めれば
"儲けさせて貰った分返しただけだ"
Aへの借りをAを強くすることで返そうとしたのである
全くもって意味がわからない
甚爾「で?嬢ちゃん達は参加しねーのか?」
家入「私は専門外なんでパス」
『私も…』
甚爾「あー、あの時蹴られた傷が痛むなぁ」
ニヤニヤと全く痛がる素振りを見せない男にムッとする
夏油が殺されたと思ったあの瞬間Aは誰より早く動き男に攻撃した
勝負は実力差もあり甚爾がわざと降参することになったがあの時のAの目はかつて甚爾が呪霊の巣に放り込まれた時と同じ目をしていた
夏油「ぐっ、」
組手で倒された夏油の声にすかさず反応し近づくA
『夏油くん大丈夫?』
夏油「あ、ああ…大丈夫だよ」
さっと目を逸らしAの手を掴まなかった夏油
Aはタオル持ってくるねと差し出した手を引っ込めた
甚爾「なんだあいつら倦怠期か?」
家入「まあ、半分はあんたのせいですよ」
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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時