【刀剣乱舞】どの面下げて言ってんだ？

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歌仙｢毒味とはどういう意味かな！？｣




肥前｢そのまんまの意味だが｣



『肥前？』




普段食事のことしか気にしない肥前がここまで前のめりになるなんて珍しい




それに毒味なんて私がさせる訳ないじゃない



心配そうに肥前を見つめるとぽんと優しく頭を撫でられた





肥前｢俺はこいつが……主が安心して食えねぇ飯を食べさせるつもりはねぇ｣





肥前の言葉に歌仙が熱くなる



歌仙｢貴様っ！！｣



燭台切｢歌仙くん！落ち着いて！｣

堀川｢歌仙さん駄目です！｣




刀を抜こうとした歌仙を堀川と燭台切がとめる




歌仙｢毒味だと！ふざけたこと！顕現してから僕がずっと主の料理を作っていたんだぞ！誰より多く誰より長く主の口に入るものを作ってきた！あの女のためじゃない！僕は主のために料理を作っているんだ！！｣






『ビクッ)か、歌仙？』





なんでそんなに怒って、だって貴方は審神者時代も嫌々ながら私のご飯作ってたじゃない




なのになんでそんな私に執着するようなことを




まるで私のことを大切に思っているような・・






長義｢主｣



思考が混乱する中落ち着いた声が脳に届いた




『山姥切、』




山姥切は厨の様子を見てからなんでもないように笑った





長義｢遅いから心配したよ。｣


『山姥切あの、』




長義｢肥前忠広。昼餉は弁当を買ってきたからそれで辛抱してくれないか？ほら、主の好物も買ってきたよみんなで食べよう｣





山姥切はさあ戻ろうと私の腰に手を当てる



私は回らない頭でこくりと頷き促されるまま厨を後にした










厨には歯ぎしりする歌仙達が取り残された

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