【呪術廻戦】平安生まれの自称最弱は今日も誰かを救う

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『おおー！ついた！』


夏油くんの案内により無事人のいるところに到着した！こんな山奥に村なんてあったんだね！



そんでもって



『人少な！！』



夏油「地図にも載ってないような村ですから…」



『えー、こんな所にまで任務で来るの？大変だね』




呪霊を祓うためだけにこんな山奥まで来るなんてやだなぁ。せめて送迎はあるよねと聞いたら一日に何件も回るから自分で移動した方が早いとのこと



なんだそれ、ブラックすぎる




『嫌になんないの？任務いっぱいでさー』



夏油「・・私は特級なので振られる任務も多いんですよ」




『それ関係ないよ。夏油くんがいくら強くても任務を増やす理由にはなんないよ。疲れるし嫌じゃんねー』



夏油「・・・・・嫌でも、非術師を守るのが」





夏油くんは途中で言葉をやめてしまった




非術師・・呪霊が見えない人のことだよね。うんうん、天元に教わったこと覚えてるよ。私えらい




夏油くんの言葉を待っていると村人と思わしき人が走ってきた




夏油くんは続きの言葉を言わずに村人達に原因は祓ったと説明しだしたが何故か村人は怒り出した




曰く原因は別にいるからついてこいとのこと







『あの人ら見えないんだよね？なんで原因が違うって言いきれんだろ』



夏油「よくあることです。見えないものは信じられないと」





呪いの鏡があるだの、御札が張られた部屋があるだの、これは神のお告げだの、好き勝手言う人が多いらしい



その対応は普段なら補助監督と呼ばれる人が行うらしいが今は忙しい時期らしく特級なら一人で対処しろとのことらしい




いや、それ訴えていいぞ。明らかに仕事量おかしいしそういう精神的につらいことは未成年にやらせんな



君のとこの上司腐ってんねと言ったら担任はいい人なんですけどねと困ったように笑っていた







村人達は私達の言葉に耳をかさずに前を歩いている



さて、何を見せられるのか………








「この二人が一連の事件の原因でしょう！」

「この二人は不思議な力を使って村人を襲うのです！」

「私の孫もこの二人に殺されかけた！」







夏油くんの顔から表情が消える



うーん、これは良くないな




まあ、そんなことより





『言い訳はそれで終わりか犯罪者共。とりあえずビンタさせろクソ野郎』

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