【呪術廻戦】五条悟の婚約者は死亡ENDを回避したい

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私を襲った男は縛りを結んだ上で禪院家の使用人として一生働くらしい



死罪にならなかったことに五条悟は不服そうだったが生きたまま"あの"禪院家に奉仕に出される方が辛いだろう




それにしてもあの男"五条家の関係者"ではなかった




私の記憶では確かに見張り番をしていたし五条の関係者だと思っていたけど



夢子独自の関係者？それとも報酬として五条家で働かせたりしてたのか



罪人の見張りを他人に預けるとは思えないからあの時は五条家側の人間だったはず




ともかくこんなあからさまな被害にあったのは初めてだ



前のような見えない嫌がらせじゃない


明確な被害



術式の展開が少しでも遅れていたら私は穢れものといわれ婚約破棄



行動が雑になってきたな。流石に今までの計画が尽く失敗してるから焦ってるのか？



ともかく一番厄介なのは星漿体暗殺事件だ


あれの主犯となった罪が一番大きかった


あれさえ阻止すれば




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家入「夏油と五条なら任務だけど。内容？極秘とかで教えてくんなかった」



どうでもいいけどと付け加え煙草をふかす家入さん




・・・手遅れだった



極秘任務ということは間違いなく星漿体関係だ



任務にさえ同行できれば暗殺には関わってないと主張しやすいのに



私はあの時体が悪くなってしばらく任務を休んでたから星漿体について詳しくは知らない



星漿体はどうやって死んだのか誰が殺したのか



星漿体が誰かも分からないから手の施しようがない





家入「なんか顔色悪いけど大丈夫？」



『だ、大丈夫です。』



家入「大丈夫って顔じゃないよ。早退したら？」



できるだけ単独行動は避けたい。何を証拠として提出されるか分からない以上下手な行動はできない



前だってただお茶会に参加しただけで盤星教の関係者として罪を着せられた



あの女は今追い詰められているはずだ。男に私を襲わせたようになりふり構っていられないのだろう



・・・


『あの、五条さんはどこに』




家入「五条さん・・？ああ、夢子のことね。あの子も任務に着いてったらしいよ」




いつも教室で家入さんいるはずの夢子がいない


あの子は後方支援型だから任務に行くことは少ないしそれに特級二人の任務についていくなんて危険だし足でまといになりかねない



何を考えている？あの子は何を企んでいる？




私は家入さんが呼びかけているのにも気づかずに教室を飛び出した

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