【呪術廻戦】五条悟の婚約者は死亡ENDを回避したい

13 ページ16

・



夏油「＿＿＿＿＿というわけで授業サボった罰として書庫の整理よろしくね」


家入「あーあ、私達は真面目に授業受けてたのになぁ」


夢子「Aちゃんよろしくね」



ヒモ男の暗殺計画をとめるために一日説得していたら授業なんて間に合うはずもなく教室に入ったらこのとおりニヤニヤした三人から書庫の整理を押し付けられた




授業なんて三人だってたまにサボってるのに今日はやけに結託してるな


こういう時に一番ノリそうな人が居ないけど




夢子をチラリと見てもニコニコ笑ってるだけで何を考えているか分かんない。前はこんなことなかったけど変なことにならないといいな




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


書庫




五条「すー……すー………」




書庫で爆睡している五条悟


なんでこんな所で寝てるんだろ。というかよくこんな埃っぽいところで寝れるな



まあ、いいや起きたら面倒くさそうだしほっとこ





『こほっ…………早く終わらせよう』





書庫の整理といっても整理するほど重要な文献ここにはないんだよな



前もこうやって夢子に雑用押し付けられたっけ


家入さんと夏油くんまで乗ってくるなんて二人に何か嫌われるようなことしたかな





五条「くぁぁ……………………は？」



どうやら五条悟が起きたらしい


あと少しで終わるし無視して作業を進めよう




五条「なんでお前がここにいるんだよ！でてけ」



なんか怒ってる？昼寝場所に邪魔したから？


『書庫の整理を頼まれたからです。もうすぐ終わりますから』


五条「今すぐ出ていけ」



わたしだってこんな空気悪いとこ早く出ていきたいよ


ただサボったってバレたりしたら五条悟の婚約者の癖にってあんたの家の人がうるさいんだよ




『まだ残ってるから無理です。若様が出ていかれたらいいじゃないですか』



私は手元のチェック表を確認しようとした瞬間奪われた



チェック表を頭の上まであげられてあれではジャンプしても届かない


子供かよ




『こほっ……、返してください』



五条「俺がやるから早く出ていけ」



は？


雑用を代わりにやるってか？なんで？



そんなにこの場所がお気に入りなのか？



まあ、いいや、息もしづらくなってきたしちょうどいい



『じゃあ、任せますけど』




私は早く出て行けと睨む五条を背にドアノブに手をかけた



『……え』


五条「なんだよ、早く行けよ」


『………えっと、閉じ込められちゃいました』


五条「は？」

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す