【呪術廻戦】悪女になるには・・

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『何故だ、もう3年になったぞ、なんで私は追放されてないんだ』



甚爾「お前が馬鹿だからじゃねーの」




私は高専3年目に突入していた



このヒモ男、伏黒甚爾さんは私の世話係の佐藤さんの護衛役だ


昨年大きな仕事が入ったとか言っていたがちょうど佐藤さんが私の所へ来る予定もあったので断らせた


3000万がとかブツブツ言っていたので焼肉に連れていったら機嫌がなおった


まあ、そんなこんなで甚爾さんとは腐れ縁のような感じで仲良くなってたりする




佐藤「お嬢様。伏黒甚爾と距離が近いですあと2m離れてください」



『佐藤さん現状でも離れてるのにもっと離れたら店でちゃうよ』



喫茶店の席で甚爾さんはテラス席の端で一人私と佐藤さんはその横のテラス席で座っている



甚爾さんの仕事柄私たちは一緒にいるのがバレると不味い



最近は護衛の仕事をしてるから危ない仕事はしてないらしい



甚爾「佐藤さんよぉ、そう邪険にすんなよ。これからお前の主といい仲になるかもしれない相手だぞ？」


『私と甚爾さんって今でも仲良いと思いますよ？』



あれ。私の勘違いだったのかな、それは悲しい



佐藤「お嬢様にあなたはもったいないんですよ。貴方はこれからマシなクズになる予定の現状ヒモクズなんですから」


甚爾「お前の教育どうなってんだよ。こいつ頭ゆるすぎねぇ？」


佐藤「クズが寄り付かないようにですよ」


甚爾「逆にこの緩さはつけ込まれるだろ？」


佐藤「ﾁｯ」






なんか二人ってたまによく分からない会話するなぁ



聞いても分からないから聞き流すことが多いけど



甚爾「この前もこいつストーカーされてたぞ？」←

佐藤「既に私の方で処理してます」←

甚爾「あ、俺もやったわ」←

佐藤「バレないようにしてくださいよ隠蔽するの大変なんですよ」←





あ、コーヒーに砂糖入れるの忘れてた苦いな←




佐藤「そういえば最近は後輩とはどうなんですか？」



『んー？なんか田中さんのことを私が毛嫌いしてて嫌がらせで靴箱に虫いれたり体術訓練で怪我させたりしてるらしいよ。悪役令嬢ぽいね！』



甚爾「・・潰しに行くか？」←

佐藤「それはいずれです」←



後輩には順調に嫌われてるし後輩をいじめてるってことで同期にも嫌がられてる


あ、でも家入さんは我関せずって感じだったな



二人がまたなんかこそこそと打ち合わせを始めたので私はまた苦いコーヒーを飲み込んだ

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