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つまりは悪女は私ではなく田中夢子だった
『あの、じゃあ私は……?』
夏油「これからは高専に戻れるよ。四季折家は解体されたし君の昇給を邪魔するものはいないすぐ一級になれるよ」
……?どこが解体されたって?
五条「もともときな臭い家だったからな。調べればホコリがでるわでるわで」
四季折家はもう存在しないらしい。
あの御三家しかも五条悟に目をつけられたのだから当たり前といえば当たり前だ
とくに情のある人達ではないし唯一情のある佐藤さんは私のそばにいてくれるし
あまりにも私に都合がいい展開
家入「めんどくさい奴もいなくなったしあんたの好きにしたら?」
等級違いの任務をふってくる家も嫌がらせをしてくる後輩もいない
頼りになる同期に可愛い後輩信頼してる佐藤さんに今まで護ってくれた甚爾さん
ここには色んなものがある。暖かい帰るべき場所
だから、私は・・・
『いや、高専には戻りません。佐藤さんと海外でゆっくり過ごします』
「「「・・・は?」」」
私の言葉に固まった皆さん
佐藤さんもちょっと驚いている
そりゃあ私に害のある人達はいなくなったかもしれないけど、だからって命の危険のある場所にいたいわけじゃない
私の望みis普通の暮らし!
『いや、だってそうでしょう?私が悪女になろうと思ったのはそもそもこの世界から抜け出したいからです。この世界が改革しようが良いようになろうが私は抜け出したいんです。だから、頑張って悪女になったんです!!』
少しのドヤ顔を混ぜて今まで悪女として生きてきたんだどうだ!私はこれからも一人(佐藤さんは必要)で強く生きれるんだぞ!とドヤドヤをかましてると微妙な空気が流れた
五条「いや、お前悪女になるには・・・アホすぎんだろ」
『え?』
夏油「悪女になるにはお人好しすぎるしね」
家入「悪女になるには天然すぎる」
五条さんを初めに次々とお前に悪女は無理と口々に言われる
え、嫌。だってみなさん騙されてましたやん←突然の関西弁
ねぇ。私悪女だったよね?と佐藤さんの方を見るとニッコリ笑顔を返され
佐藤「はい!お嬢様は完璧に悪女になろうとして結局愛されるヒロインでしたよ!!」
グッと親指をたてられ周りから暖かい目で見られる
どうやら逃げ場はないらしい
『こ、こんなはずじゃなかったぁぁぁぁぁ!!!』
【END】
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おこげ - 佐藤さんととうじのコンビ好き (3月29日 20時) (レス) @page22 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
、、、 - 佐藤さんが推しになりそうです (1月31日 15時) (レス) @page26 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるんず(プロフ) - 最後の 続きは玉犬が食べました。 はとても面白かった! (10月7日 7時) (レス) @page27 id: 2f47e6bea6 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!!佐藤さん……元は男だったのか?!とても楽しく読ませて貰いました! (2021年11月10日 19時) (レス) @page27 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 佐藤さん転生者だったのか……! (2021年11月10日 1時) (レス) @page27 id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年10月16日 2時