今日も恋人と喧嘩する【ツイステ】

喧嘩日和25 ページ27

_____

ミア
男:17:Aの専属の執事
子供の頃にAに拾われてからずっとそばに居る。小さい頃女に間違われてAにミアと名付けられた
めっちゃイケメンでモテる。白髪で背が高い。
_____
Aサイド


"ねぇ、なにかあったの？ "


"なんでおうちがもえてるの？"


"ぱぱがわるいことしてたからおうちかまもえるの？"



【お前も悪いことしてるのに？】




『はっ！、はぁっ、はあっ、…』


いまのは…ゆめ？



ベットから起き上がり肩で息をする




ガチャ


ミア「お嬢様。ホットミルクをお持ちしました。」


私が起きたタイミングを見計らってか元々用意してたのかベストタイミングで部屋に入ってきた



『・・・・ふっ、ノックは？』


ミア「お嬢様と私の間には必要ないでしょう」



優しく笑うミア。やっぱりミアと話してると落ち着くな




『・・夢を見たの』


ミア「夢でございますか？」



『昨日"仕事"をしたでしょ。昨日の対象者の子供が私を責める夢』



実際は責められてないし顔だって見られてない。子供達は修道院に送られ保護されている。




でも、この夢をみたのは私が責められたいから…




ミア「お嬢様。お嬢様はご自身をせめておいでだと思いますがお嬢様役目を果たされることで救われるものもいるのです」



私のようにと続けるミア




ミアは私の父親が闇オークションの摘発をした時に見つけた子供。行くあてもなく今にも死ぬそうなミアを放ってはおけなかった




『そう。間違えて女の子の名前つけちゃう間抜けな主なのに？』



嫌味っぽく笑うとそれでもですと笑い返された



ミア「お嬢様はお優しすぎるのです。仕事が終わった後も子供達を修道院に送る手配までそれに"掃除"は我々の仕事ですのに」




掃除…危険な仕事をする以上そういうこともしなくてはいけないことがある



お父様もお母様もそれは使用人の仕事だと自分の手は汚さない




『別に、当然のことよ。国のためとはいえ誰かの人生を奪うようなことをしてるのだからせめて関係ない人だけでも守らないと』




そう言うと何とも言えない顔で微笑まれた



ミア「明日お帰りになられるのですよね？お相手様に甘えてみてはどうですか？家の話はせずとも話せることはありましょう。」




『・・・考えてみる』

喧嘩日和26→←喧嘩日和24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す