【呪術廻戦】私の可愛いSub達

可愛い子達5 ページ7

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意識がゆっくりと浮上していく



ふわふわと心地よく安心して全てを任せられるような


そんな心地から



夏油「………ん、」



『あ、夏油くん起きた？おはよう』


夏油「………おはよ？」


『あらら、まだ寝ぼけてるのかな。コーヒー飲める？』



夏油「…ん、コーヒー」


『じゃあいれてくるね』



ふふっと小さく笑い声が聞こえて誰かが遠ざかっていった




………ここどこだ




キョロキョロと周りを見渡すが見慣れない景色



いや、造りは知ってるだけど何か違う



こんなクッション私の部屋にはないしアロマとか置いたことなんてないし



寝起きの頭が徐々に冴えていく


そういえば昨日は神楽と一緒に任務に行って、それで疲れもあっていつもより呪霊の味が不味く感じてそれから……




『お待たせ』


夏油「ｯｯ、！」


後ずさりする私を神楽は心配そうに見つめてくる



『ごめんね驚かせて、昨日のことどこまで覚えてる？』



夏油「・・・恐らく全部」



『そっか。それは良かった』



何が良かったのか…。私とPlayしたことか？でもあれは、Playと呼ぶにはあまりにも………………いや、まて、ということはここは


『私の部屋だね』


夏油「ﾋｭｯ」



顔に出てたのかそう答えられて息を飲む。いや、え、だって女子の部屋で一晩眠ってたのか？いやそれはまずいだろ、神楽とはそこまで仲良くないしというか私が一方的に距離をとっていたから…………………私ベッドで寝てなかったか？は？え？女子のベッドで寝たのか？何もせず？いや、違うそういうことじゃない神楽は優しさで、あーもう、




『珈琲飲んだら自分の部屋戻れる？まだ混乱してるみたいだからもう少しここにいる？』





神楽は私の思考が読めるのだろうか




夏油「・・・いや、戻るよ」




そっかと穏やかに笑う顔に心がほわっと温かくなる



『睡眠と食事はよくとってね。Playじゃなくても話くらいは聞くからさ。』



夏油「・・・A」


『ん？』


夏油「そう読んでもいいかな？」


『！…うん。もちろんだよ嬉しいな』




崩れたように笑う笑顔にああ、もうだめだなと思う



こんな温もり一度知ってしまったらもう手放せないではないか

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