お飾り15 ページ17
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任務を終え高専に戻ってきた時時計は18時を指していた
今日は早く帰れたな七海じゃないが定時上がりとは素晴らしい
家で帰りを待つ妻のことを思い浮かべれば自然と笑みが出る。最近は家事を私に任せてくれて大人しく家で待っていてくれる
たまに菜々子と美々子と街へ遊びに出かけているみたいだがあの二人なら問題ないが私ともデートして欲しいな。
菜々子「夏油様！おかえりなさい！」
美々子「夏油様おかえりなさい」
そんなことを考えていると菜々子と美々子が出迎えてくれた
夏油「ただいま。美々子菜々子。何処かに出かけていたのかい？」
二人は制服ではなく私服で何やら袋を沢山持っていた
菜々子「うん！遊びに行ってたの！」
美々子「うん。夏油様今日は早く帰ってあげてね」
奥様が待ってるよと何やら意味深に笑う二人
言われずとも帰るつもりだったのでうんそうだねと言って自宅に向かう
＿
ガチャ
夏油「ただいま」
扉を開けるといつも出迎えてくれる妻の気配はなかった。しかし明かりはついている呪霊に襲われたのか不審者に襲われたのかとも思ったがそんな気配は無さそうだ
ソファの上に綺麗に畳まれた洗濯物
家事はやらなくていいといってるのに真面目な彼女らしい
さて、どこに隠れたのかな
と言っても彼女が隠れる場所はひとつしかない
コンコンとノックするとびっくりしたのか中からガタガタ！と音がする
夏油「A大丈夫？」
彼女の自室の扉をノックする。寝室を私の部屋に移動させてからあまり使ってないようだけど一人になりたい時はここにいる
『だ、大丈夫です。お帰りなさいませ旦那様』
声をかけたというのになおも扉を開けようとしないA
こんな状況でも律儀にお帰りなさいと言ってくれるのは嬉しいが顔が見えないのはいただけない
夏油「うん。ただいま。顔は見せてくれないのかな。寂しいな」
わざと弱ったような声を出せばあぅ…と中から声がする。あと一押しかな
夏油「君の顔を見るために頑張って任務終わらせてきたんだけどな」
『……ｯｯ、あ、あの。』
夏油「うん」
『笑ったり引いたりしませんか？』
夏油「うん？私はAのこと笑ったりしないよ？」
そういうとしばらく間が空いた後出てきた彼女の姿に目を丸くした
『み、見ないでください……』
Aは高専の制服に身を包んでいた
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ぱぴ子(プロフ) - お願いします続きくださいまじで最高です (10月16日 19時) (
レス) @page32 id: 7ff67b8293 (このIDを非表示/違反報告)
M - 続きが見たいです。お願いします (2022年12月30日 17時) (レス) @page32 id: 56a51bd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 拗らせ具合がほんとうに好みすぎます(@_@。ぜひ続きを！！！！！！ (2022年11月11日 11時) (レス) id: a7ebf70cf1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 続きが見たいです！！！！！！！！！(」ﾟ∀ﾟ)」ﾎｼｲｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!! (2022年10月20日 2時) (レス) @page30 id: 4bbd9f6009 (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - ｯ続き…_:( _ ́ཫ`):_続きをｫｫ…お恵み下さいませ…( ´ཫ` )ｸﾞﾊｧ (2022年7月18日 20時) (レス) @page30 id: d61ef6835a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年7月2日 22時
