同期 ページ10
夏油「これで終わりかな」
『お疲れ様です』
東京に戻ってからはまた前のように任務に赴くは事が増える
とはいえ私は戦う訳では無いので補佐が主なのだが
夏油「んくっ、」
呪霊操術
これはなかなかに大変そう
夏油「ん?どうかした?」
『いえ』
夏油は取り繕うのが上手い男だと思う。呪霊を飲み込むさいの一瞬の嫌悪の顔もすぐに無くして笑う
(若様は気づいていらっしゃるのか…)
とはいえまだ信頼関係を築き上げるのに日が浅いAでは何か言ったところではぐらかされるのが関の山
となれば
『傑さん』
夏油「ん?」
『実は封印や結界の術式について研究をしておりまして少しご協力いただけませんか?』
Aは本来の目的は伏せ夏油に封印や結界に関わる呪具と偽りいくつかの札を渡した
味覚を断ち切るもの、呪力を緩和するものなど何が効くかは分からないが物は試しだ
Aは夏油と任務の度に研究と言い札を渡した
__________
夏油「んくっ・・・!?」
『どうかされましたか?』
夏油「味が・・・・」
(効果は上々と)
札を渡すのには限界があったので呪力を込めた石を紐に結びつけ首飾りのような物を夏油に渡した
どうやら呪霊を飲み込む時の嫌悪感は消えていたようだ
夏油「Aこの石は・・」
『私が作った物です。研究も調子が良いのでそれは差し上げます』
夏油「ああ、ありがとう」
首にかけた石を持ちふっと笑った夏油
(取り繕ってない笑顔はいいものですね)
__________
五条「なんで最近傑との任務が多いんだ」
『呪霊操術は珍しいので同行させて頂いております。今日で一通り学べましたので明日から通常任務に戻りますよ』
五条「俺との任務は」
『若様に補佐は不要でしょう』
五条「そうだけど、そうじゃねーつーか、」
『弱いやつは任務1人でいけなくて大変だな』
五条「は?」
『若様がおっしゃったのでしょう?ですから私は歌姫さんと任務に行ってまいります』
五条「いや、あれはその場のノリつーか」
『強い若様は一人で任務に行ってくださいまし』
五条「え、あの、深海さん?怒ってる?」
『素直になれない主に呆れているだけです。それでは』
五条「え、ちょっ、謝る!歌姫に謝るから!!」
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すいさい - あ、あああああ、、、、めっちゃ好き、、、主さん天才すぎる、、、、 (8月11日 18時) (レス) @page36 id: fca39fd98f (このIDを非表示/違反報告)
KOHANA - 最高!大好き!らぶです!!! (7月27日 13時) (レス) @page9 id: 9c2ec6ca1c (このIDを非表示/違反報告)
RNA - ただ一言言わせて下さい。大好きです!!!!! (2022年11月21日 21時) (レス) @page36 id: 98f894640f (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 平和的で超面白くって、とにかく最高でした! (2022年3月22日 17時) (レス) @page36 id: e05da2b2a4 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - こんな面白いの久々だ。 (2022年1月10日 22時) (レス) @page33 id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年5月24日 19時