【呪術廻戦】最強の婚約者を辞めたい

＊デート ページ22

「いらっしゃいませ！」


女ばっかだな



傑に紹介された店は開店直後ということもあって賑わってた



この間本家に行った時に変な態度をとったお詫びとして渡すそして限定パフェの話をしてデートに誘う


ここまでが計画


今日はその下調べとお詫び選び


受け取ってくれるかな、買いすぎたからやるって言った方が受け取るか？いや、それだと偉そうか？素直にお前の為に選んできたって伝える？いや、それは無理だ俺が死ぬ。 傑に渡させるか？いやでもあいつAのこと誑かしてるんだった(違います)


ショウウィンドウに並べられたケーキの数々


王道のショートケーキ
あいつ苺好きだし生クリームを口いっぱいに含むのとか・・・・え、ろ((



少し大人なチョコレートケーキ
俺はがっつり甘いのが好きだけどあいつはビターチョコレートよく食べてるしすきだろ


酸味のあるチーズケーキ
Aは少し酸味のあるレアチーズケーキが好きだ。なんで知ってるかってそれは愛の力だよ


フルーツたっぷりのタルト、和栗を使ったモンブラン、ミルクレープ、ティラミス、シフォンケーキ、プリン、エクレアなどなど


選び出したらキリがなく気づいたらほとんど全種類を
買っていた


「差し入れか何かですか？」


大きめの箱二つにケーキをつめてる店員がすごい量ですねといいながら話しかけてくる



五条「あ。あー、・・ｶ、彼女に」


言いなれない彼女という言葉に声が裏返った



店員はわあ。素敵ですね彼女さん幸せ者ですねと笑ってる



そう思ってくれたらいいな



渡したらどんな反応するだろ


目の前で食べてくれるか


口いっぱい含んで可愛いんだろうなとか


そんなことを考えながら少しニヤついた口元をなおして店員から袋を受け取った時



階段から降りてきた黒髪の女に目がいった



『あ』


五条「は？」

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