【呪術廻戦】最強の婚約者を辞めたい

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夏油「いい加減素直になったらどうだい？」



五条「何がだよ」


夏油「Aのことだよ」


五条「下の名前で呼んでんじゃねぇよ」


夏油「男の嫉妬は見苦しいよ」



くそ、余裕の笑みで笑いやがって


なんで傑の方がAと仲いいんだ？


いや、なく良くなんてない！Aが天使だからだ！天使はみんなに優しいんだうんそうだ！←Aのことになると知能が3になります



大体まだ出会って数ヶ月の傑より10年来の幼なじみの方がAのこと知ってるに決まってるだろ←一方的に見てただけ



夏油「悟。駅前にできたケーキ屋知ってる？」


五条「知ってる昨日食いに行った」


いきなり何の話だ？甘党の俺が新店舗チェックしてねぇわけねぇだろ



夏油「Aといってきたら？カップル限定のパフェがあるらしいよ」


五条「すんなり誘えたら苦労してねぇよ」



婚約者のAとは恋人らしいデートはしたことない


堅苦しい席での食事会はあるがあれはデートとは呼べない



それとなく買い物に行こうと誘っても"五条様も私がいては迷惑でしょう"とかなんとか言って毎回断る


誘ってんだから迷惑なわけないのに←その誘い方に問題があることに気づけ




夏油「Aは甘い物が好きらしいからまずはお土産でも買って行ってパフェが食べたいと誘えば？」



そしたらAも断りづらいだろと言う傑


五条「天才か？」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

家入「お、クズ」


五条「あ？なんだよ硝子」


家入「Aにようやく名前で呼んでもらえたんだって？」



傑と別れ部屋に向かいながらなんのケーキを買うか悩んでたところに硝子に話しかけられる


五条「うるせぇな」


家入「ははっ、拗らせてるとそのうちとられるぞ」


五条「誰にだよ」



硝子はAのことで悩む俺をよく笑いに来る


誰にとられるっていうんだ。そうならないために目の届く範囲の人数が少ない高専にいれたのに


家入「Aがこの前夏油のことイケメンって言ってた」


五条「は？」


家入「黒髪で気遣いのできる人が好きなんだとよ」


傑は黒髪だけど気遣いできるか？あいつクズだぞ？←お前もな


フラれたら盛大に祝ってやると笑って歩き出した硝子を追いかける


五条「おい、ちょっと待て詳しく聞かせろ！！」




傑だけは絶対にダメだ！！！！

・→←＊不穏な空気

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