恐怖2 ページ32
『異世界…鏡…魔法士の学校……』
ケイト「うん。どれかひとつでも心当たりのあるものある？」
『いえ…すみません…』
ケイト「気にしない気にしなーい！普通は記憶喪失ってだけでも怖いのにさらに異世界なんてパニックだよね。」
ケイトさんは安心してや大丈夫なんて言葉は言わなかった。そんな口だけの軽薄な言葉じゃなくて私の状況を理解して言葉にしてくれたから不思議と落ち着けた
『あの、私はどうやってこの世界にきたんでしょうか？』
ケイト「うーん。それが分かんないんだよね。学園長がいきなり異世界から来た新入生として紹介してたし同じ境遇の監督生ちゃんは何も覚えてないみたいだし」
学園長……その人なら元の世界に帰る方法を知ってるのかな
……………いや、帰る方法なんて知らなくてもいいのか
帰ったところで私を待ってる人なんていないから
ケイト「けーくん・・・俺はAには帰って欲しくないな」
『え？』
さっきまでの笑顔からは一転して真剣な顔で私を見つめる
『………あの…たとえば……この世界に私がいなくなったら悲しむ人って………………いや、なんでもないです』
ケイト「たくさんいるよ」
今度は目尻を下げた優しい笑顔で見つめてくる
ああ…だめだ………その顔は勘違いしそうになる
ケイト「まずはイデアくんかな、君がいなくなったら引きこもりが加速するだろうね。Aちゃん今日は神のライブ(魔法史の授業)だって外に連れ出してたからそれがなくなったら欠席が多くて留年しちゃうかも」
私はそんなアグレッシブな性格だったけ？
ケイト「グリムくんは泣くんだろうな。帰る方法見つけたって嘘に騙されて実際泣いてたからね。魔獣……っていっても猫みたいな見た目なんだけどよく君の膝の上にのってた」
魔獣…？でも猫みたいな見た目なら可愛いかも
ケイト「アズールくんあたりはなんでもない風を装うんだけどきっと影で泣くと思うよ。彼がちゃんと尊敬して先輩って呼んでるの君とイデア君くらいだと思うよ」
私を慕ってくれる後輩がいたの？
ケイト「ジェイドくんとフロイドくん彼らは双子なんだけど授業が終わったらいつも君を探してたよ。ジェイドくんは勉強教えて貰ったりフロイドくんは一緒にお昼寝したりしてたよ。」
勉強してお昼寝……なんか楽しそう
ケイト「あと、マレウスくんとレオナくんは君に告白してたな。あ、アズールくんもか」
『こ、告白！？』
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ディアソムニア大好き - おっふ...けーくん落ちとか神すぎだろ！！！！主さん。好きです（唐突な告白） (6月5日 18時) (
レス) @page43 id: 32c154531a (このIDを非表示/違反報告)
太宰、乱歩などの頭脳派推し - こんにちはー！ヤバイです闇有りけーくん推しなので嬉しいという感情しかありませぬ。番外編をお願いします！ (2022年3月12日 17時) (レス) @page39 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカ - ケイト・ダイヤモンドくん推しの方。墓は作ったんでどうぞ。俺もケイト推しなんだよぉおおおお。もう胸取れてしまいましたンゴ。ていうことで山茶花さん神と呼んでも？ (2021年11月8日 1時) (レス) @page39 id: bad4bd5acc (このIDを非表示/違反報告)
かく。(プロフ) - 完結おめでとうございます！！長編ってどう終わらすか不安になってきますよね...(終わらせないで更停する人) (2021年11月3日 23時) (レス) @page43 id: e626b47973 (このIDを非表示/違反報告)
漣フィオ。(プロフ) - うわあああああ！完結したアア、すいません煩くて。夢主誤爆しちゃったなぁ…。…十分描くの上手いと思うけどなぁ… (2021年11月3日 8時) (レス) @page42 id: 912a846180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年4月16日 23時
