地雷1 ページ10
人には地雷と言うものが必ずある
言動、行動ひとつでその人の信頼を失ったり不快に思わせたりする
かくゆうジェイドもユウの地雷を踏み抜き絶賛気まずい空気が流れてる
「俺、そんなに軽く見える?」
ジェイド「ち、ちが」
「俺ジェイド以外好きにならないよ?俺の気持ち伝わってなかった?」
ジェイド「っっ///、ち、ちが、ちがいます」
ユウのストレートな言葉に顔を赤らめながらなんとか釈明しようとするが浮気を疑ったのは事実なので何も言えないジェイド
「・・なんも言わないんだ」
ジェイド「・・・」
「はぁ……しばらく距離起こっか」
ジェイド「え、な、んで」
「こんな状態で一緒に居ても楽しくないでしょ?一旦冷静になろう」
ユウはそう言い残すとジェイドの部屋から出ていった。振り返りもせず帰った恋人に煙草の残り香だけが残るこの部屋にジェイドは枕を濡らした
____
『あんたら喧嘩しすぎじゃない?』
「うっせ」
オンボロ寮に帰ってくるなり不機嫌オーラダダ漏れのユウにAは呆れながらそう言い放つ
『あーあ、可愛くなーい。私のお兄ちゃん全然可愛くなーい。このフロイド先輩の可愛さ1ミクロンでも分けてもらえば?』
Aは例の幼児化したフロイドの写真をファイリング中だ。ちなみにこれで3冊目
「・・分けてもらいたいねー」
『あ?フロイド先輩は1ミクロンもやらねぇぞ?』
「どっちなんだよ」
ユウとジェイドはよく喧嘩する。喧嘩と言ってもすれ違いがほとんどで言い合いの喧嘩になることは無いこうして静かに怒りが積み上がる良くない喧嘩をするのだ
ちなみにAとフロイドはこれでもかと言うくらい甘々なので喧嘩はしない。Aがフロイドの反応見たさに冷たくすることはあるがそれも一瞬だ
『てか、匂いつけたまま行ったの?先輩嫌がらなかった?』
「匂い?………あ、やべ」
ユウはようやくここで匂い消しをするのを忘れたことに気づく。人魚は鼻がいい絶対に気づいただろう
「そーいや、入った時なんか眉を潜めてたかも……あー、やったわこれ、」
『煙草は人によったら吐き気するほど嫌だからねぇ。先輩鼻いいし特にじゃない?』
「それは酒も同じだろう」
『私はもう先輩にいったもーん。いつまでも隠してるユウが悪いんだよ』
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ほろ - つ、続きを!! (4月3日 21時) (レス) @page20 id: 7c2d3bc92a (このIDを非表示/違反報告)
露木(プロフ) - かっ…可愛い!!!ってなりながらあっという間に読み終わってしまいました😭続き待ってます!! (2023年1月10日 23時) (レス) @page20 id: 8f55eb36f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 続きが気になり過ぎますっ!がんばってください! (2022年12月5日 23時) (レス) @page20 id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ - 刺さります!栄養!! (2022年10月6日 22時) (レス) @page20 id: 272cff02f5 (このIDを非表示/違反報告)
醤油アイス。 - ウグッ。続きが気になるッッ!ありがとうございますぅ (2022年10月5日 23時) (レス) @page20 id: 272cff02f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年3月7日 21時