【呪術廻戦】Domだらけの呪術界に迷い込んだSub

19. ページ21

・



『safewordは私が決める。あとNG行為も』



五条「…うん」



『まず痛いことは無し、あと嫌なこと言うのもなし、Commandは使ってもいいけどkneelはなし』


五条「…うん」



五条とplayするために私の部屋まで連れてきたけどさっきから五条は正座して下を向いて返事を繰り返すだけ


私はベットの上に座ってplayの条件を言っていく


まるで立場が逆転したみたい


あのBARのオカマさんにダイナミクスについて改めて教えてもらった


本来主導権を握るのはsub


リードするのがdomの役割であったとしても本質は変わらない


お互いが満たされることが目的だから一方的なplayなんて絶対だめ、海外ではGlareを無闇に浴びせたりplayの強要は犯罪として厳しく取り締まられるらしい



日本はまだまだその点が甘い


特に呪術界なんて古臭い考えが抜けないからより酷い




私が五条に恐怖を感じたこと上手くplay出来なかったことは私のせいじゃない五条も謝ってくれた



私の五条に対する恐怖心はほとんど無くなっていた



『safewordは……じゃあ"嫌い"で』


五条「……え」



五条が顔を上げて初めて肯定以外の言葉を発した



『え、嫌だった、だって、safewordは、さ、subが決めていいんだよね？あれ、まちがえた、ご、めんなさ』



五条から拒絶の言葉が出るのが怖くて慌てて言葉をつなぐ


五条「あ、ち、違う！そのsafewordでいいから！……………ただ、言葉が言葉だからなんでそれにしたか気になっただけで」




五条は両手を振って誤解だということを示す


なんか焦ってる五条って新鮮だな...ちょっと可愛いかも



『あー、別に深い意味はない』



嘘だ


オカマさんにもし許してやるならplayをやり直すこととsafewordは嫌いにすればいいと言われた


そしたら面白いものが見えると




まあ、確かに焦ってる五条は面白いけど



『あの………それでさ……"する"よね？』



playするかの確認だったんだけど五条はへあ！？と変な声をだしたあとああ、playね、そうだよなうん、とひとりごとをブツブツ言ってる



『あとさいつまで正座なの？前かがみになってるの腰痛くなるでしょ？』



playするなら逆の方がいいだろうしkneelはなしだから跪くことは無いけど見下ろすのはなんか違和感がある




五条「い、いや、俺はこのままで………あと、ベットから降りて」




なんで？と聞くともぞもぞしだしたので気にしないことにした


とりあえずグダグダなままplayは始まった

20.五条悟→←18.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す