百獣の王は恋人に甘い【ツイステ】

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食堂


『んー！運動した後のご飯は美味しいねー！』

朝練終わりにみんなで食堂で朝ごはんタイム


レオ「お前運動してねぇだろ」


ジャック「でもA先輩凄い動いてますよね。準備に片付けに毎日あざっす！」


律儀にぺこりと頭を下げる

『ジャックくんはいい子だねぇ』


なでなでと頭を撫でるとご自慢の尻尾がぶんぶんと勢いよく揺れる


ラギ「あー」

レオ「A」


呼ばれて振り返ると手首を捕まれ持っていたスプーンごと口に持っていかれた


レオ「もぐもぐ)もっと寄越せ」


きゅん


小動物みたいで可愛い！

『はーい！いっぱい食べてくださいね〜』←レオナの世話がやけて嬉しい

レオ「おう」←Aにかまわれて嬉しい


ラギ「あーあ、いちゃつきはじめちゃったすよ」


ジャック「俺なんかしましったけ？」


Aはレオナにご飯をあげるのに夢中で気づいてないが先程からレオナに睨まれるジャック


ラギ「いやー、ジャックくんは何も悪くないっすよ」


ぽんぽんと肩を叩き慰めるラギー


ラギ「あ、今日一限って錬金術っすよね？」


『そうだよ。今日はA組と合同授業で二人一組で実験だよ〜』



ラギー君とは同じクラスだからいつもペア組んでるんだよね



『そーいやA組のモブ君に一緒にペアになろうって誘われてたんだっけ』


たまには違う人と組むのも新鮮でいいかも



レオ「ちらっ)」


ラギ「あー、俺今日の範囲苦手なんでできればAさんと組んで点数あげたいんすよ！お願いできるっすか？」


お願い！と手を合わせられる


『珍しいね。いいよ！一緒にやろ！』


いつもラギー君に助けてもらうのに珍しいこともあるもんだな



ラギ「助かるっす！」

ぱっと笑うラギーくんの後ろに黒髪ショートの影が通る


『あ、あれ監督生ちゃんだ！ちょっと行ってくる！』



三人を置いて監督生の元へ駆け寄っていったA




ラギ「・・はぁー、態度にですぎっすよレオナさん」


Aが遠くに行ったのを確認しレオナに文句を言う


レオ「なんのことだ？」


ラギ「あの子の性格なら特に意味もなくスキンシップとることくらい分かるっすよね？」



ジャックの頭を撫でたことにあからさまに嫉妬してたレオナに言い放つ



レオ「関係ねぇ。あいつは俺んだ。・・それよりいつも通りやれよ」



ラギ「はいはい。ほかの男が近づかないよーに傍にいればいいんすね」


はぁやれやれとため息をつくラギー



ジャック「あんたそんなことしてんのかよ…」

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